ついに会社のダイエットマラソン始まりました
会社行事に参加してダイエットをしている。2キロ落とすだけで合格なのだが、何事にもはまりやすい僕は、倍の4キロを目指して節制している。ダイエット期間に入ると途端に食欲がなくなり、どんどん痩せていくから不思議だ。
開始の時には67キロだった体重が、あっという間に65キロ台になった。今回は妙に足が細くなったように思う。気のせいだと思ったら、昔気合をいれて作った超スリムズボンがはけるようになったので、それだけでかなり満足している。
年を取ってから痩せると「どこか悪いんじゃないの?」と周囲に心配されるので、ほどほどにしておこうと考えている。でも、11月いっぱいはダイエットを楽しもうと思う。精神的にかなりダメージを受けるので注意が必要であるが…
今日は、そのダイエットのせいで味わったことをアップしておく。
コンビニに久々に入ったら、泣けてしまった話
今日、ネットでくじを引いたらカップヌードルが当たった。100円の商品ではあるが、当選した嬉しさからコンビニに入った。お目当の商品を買って、すぐに帰ろうと思っていたのだが、久しぶりにコンビニを楽しもうと他に何か買うことにした。
ところが・・・欲しいものが無かった。
本当にびっくりした。先月まであれほど欲しかった「サッポロ一番塩ラーメン」「カロリーメイト」「ミント味のアイスクリーム」「シュークリーム」「ポテチ」など、全然欲しくないのだ。僕はあまりの悲しさに泣けてきてしまった。
「欲しいもの。欲しいもの。」と、焦って探していたが、結局何も欲しくなくて途方に暮れてしまった。僕はこのまま死ぬんじゃないのかと思って、もう一度悲しくなった。欲が消えるというのは、人間の心の炎を奪ってしまうものなのだ。
そっちがその気なら、こっちはこうだ!
しかたないので一番きになるものを買おうと思った。
最初に目にとまったのは女性向けのファッション雑誌だったが、少しだけ燃えてすぐに消えてしまった。これは買うだけで満足して、すぐに捨てるはめになるだろうと容易に予想できた。
次に目に留まったのは『クーピー』だった。12色でなんと¥500円。
『クーピー』は、昔から欲しかったので素直に買えて満足した。食欲をなくしたおかげで、僕は昔から欲しかった色鉛筆の最高峰を手に入れたのだ。もちろん、大事に使う。さらには、鞄に常備して、すきがあれば色を塗りたい。
子供の頃には買ってもらえなかった『クーピー』が、やっと僕の手元にやってきたのだ。ダイエットも悪くないと思った。いやいや、むしろ幸運の女神かもしれない。健康と文房具の両方を手に入れることが出来たかもしれないからだ(笑)