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夢を叶えてくれた衝撃の文房具!ソニック『かるハーフ スケルトン』に感謝です

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鉛筆が鉛筆削りの中でどうやって削られるのかということは、子供の頃から僕が見たくて仕方なかったもののひとつです。なんとか見ることが出来ないものかと試行錯誤していましたが、結局無理でした。でも、そんなおじさんたちの夢を叶える鉛筆削りが出ましたので、紹介しますね。

子供の頃に買ってもらった鉛筆削りの記憶

僕は小学校へ入学する前に電動鉛筆削りを親戚のおじさんにお祝いとして買ってもらいました。一体、いくらくらいだったのか全く覚えていないけど、とにかく嬉しかったです。その日から、机に座るようになりました。

削れ具合により3段階のランプが点灯する仕組みになっていて、完璧に鋭利に削れると、3つのランプが赤く点灯します。「2つくらいが丁度いい」ということを経験から導き出したので、2つ点灯した瞬間に引き抜いていました。

特に故障することもなく、高校卒業までの十二年間しっかり活躍してくれました。高校時代になるとシャープペンシルに移行していったので、あまり出番が少なくなっていましたけどね。僕にはそんな鉛筆削の思い出があります。

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とても不思議だった鉛筆の削れる仕組み

しかしながら、何度削りカスが溜まる部分の受け皿を外して見てみても、この鉛筆を削ることのできる仕組みは解明できませんでした。僕は指先を黒鉛でまっ黒にしながらも、よく鉛筆削りの心臓部分を眺めていました。

この仕組みの解明は無理そうだったのですが、鉛筆が削れていく様を、なんとか上手に見ることは出来ないものかと考えていました。ここは有限会社クボタ文具店さんの説明が一番しっくりとくるので転載しておきますね。

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手動の鉛筆削りは、ハンドルを回すと、鉛筆を削る「刃」が鉛筆の周りを自分も回りながら周り、鉛筆を削るという仕組みです。

工業的な言葉ですが、 「遊星ギア(ゆうせいぎあ)」または「遊星歯車(ゆうせいはぐるま)」という仕組みを使って鉛筆を削っています。

「遊星ギア」とは、一つの歯車が、もう一つの歯車の周りを、自分も回りながら回るものを言います。太陽と、その周りを自転しながら公転する地球とのような関係と言えば分かりやすいでしょうか。身近な物では、自動車のオートマチックトランスミッションに使われています。

上の写真の白いプラスチックの内側にギザギザがついている物が「大きい歯車」です。ふつうの歯車とは形が違う、「内歯歯車(うちばはぐるま)」という種類です。

そして、「小さい歯車」が見えるでしょうか。「小さい歯車」にくっついている、細長い斜めのミゾがついている金属が、鉛筆を削る「刃」です。

「小さい歯車」が回ると、この「刃」も一緒に回って、鉛筆を削ります。ただ、同じ位置で回っていては、鉛筆の同じ部分しか削れません。そこで、「大きい歯車」の出番です。「小さい歯車」が「大きい歯車」の内側をグルッと周るように回転することで、「刃」も鉛筆の周りをグルッと回転して、まるく削ることが出来ます。

※この「小さい歯車」が、台形で、「かさ」のような形をしている手動鉛筆削りもあります。この形をしていても、説明と同じはたらきをしています。また、写真で「刃」が斜めになっているのは、斜めでないと鉛筆をとがらせることができないからです。片手でボディを押さえてハンドルを回すのが一般的ですが、たいていの商品には机に固定するための「クランプ」という器具がついていますから、これを使えば、ボディを押さえなくても削ることができますよ。

(有限会社クボタ文具店さんのhpより一部修正して引用)

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ついに夢を叶えたソニック『かるハーフ スケルトン』

その「どうしても見たい!」という夢はいつかは叶うものですね。一昨年くらいからソニックさんの展示会用ブースには、スケルトンタイプの試作品が僕たちの目を楽しませてくれていました、「どうしても売って欲しい」と思った方も多いはずです。

そして市販されているスケルトンボディの雄がこのソニック『かるハーフ スケルトン』です。

  • 小さなお子様でも安心!従来の1/2の力で削れます。
  • リビング学習に最適!誤って落としてもゴミがこぼれない安心ロック付!
  • 鉛筆は差し込むだけの簡単操作。指を挟む心配もありません。
  • 安全な鈍角仕上げで芯が折れにくく、経済的!
  • スケルトンボディなので内部のイロイロなギミックを楽しめます。

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とても素晴らしい出来栄えです。早々に鉛筆が削れるシーンを動画に撮ってアップしますね。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

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