ちょっとしたご縁がありまして、とても面白い定規『23&78定規』を作ってみえる方とお知り合いになりました。日本には本当に素敵な発想を持った人がたくさんいますね。今日はそんな驚きの定規を紹介させていただきます。
この定規、知っていましたか?
突然、メールをいただいたので、びっくりしましたが、誠実さがにじんでいるような文章だったので、しっかりと読ませていただきました。そのメールの送り主は、この定規を開発された川島さんでした。
この自分が発明した定規を送るので、使って感想を聞かせて欲しいとのこと。
日頃、僕のこの文房具ブログをよく読んでくださっていて、参考にしているって言ってくださってます。僕のこのブログのどんなところが参考になるのか、逆に教えていただきたいくらいですけどね(笑)
「定規?」そういえば、結構使っているなぁ。最も頻繁に使っているのは、これです。
A4の紙を半分に切ったり、正しく定規として使ったりしている、クツワ HiLiNE アルミ定規 30cm XS30SV シルバーです。ボデーの鈍い銀色も気に入っています。いざという時には、定規以外の用途にも使えそうで心強いです。
この定規を超えて『23&78定規』が僕の心を動かすのかが、楽しみです。
『23&78定規』の商品紹介
サイズ:約横24cm×縦3.3cm×厚さ0.6mm
素 材:ポリエチレン・テレフタレート価格:360円(税込み)
*定規の左端に1.5cmの空白を設けています。これは、測定の際に、その部分に左手の指を置くことで、定規をしっかりとホールドできるため測定が行いやすくなっています。指で目盛線が隠れてしまうこともありません。
*厚さが、0.6ミリで適度な柔軟性がありるので、測定対象物にあてがいやすくなっています。測定の際に、定規の右端を右手で浮かせながら測定すると測定しやすいです。
*また、従来の定規は、15cmか30cmでした。しかし15cmではすこし足りない。ただ30cmでは長すぎて取り扱いがしにくく、収納しにくい。そのためA4の横幅が測れる21cmと致しました。
*目盛を硬質ラミネートで挟み込む構造としていますので、目盛が消えにくくなっています。
*目盛の読みやすさを第一に考え、透明ではなく、非透明の素材を使用しています。
(この商品説明は、川島さんから送っていただいた文章、そのままです。)
21cm定規って、どういうことだろう?って、思ってましたが、A4の横幅が測れるというのが基準だったんですね。ちなみに、A4サイズは210mm×297mmです。
文房具朝食会@名古屋をやり始めた時には、よくオープニングで文房具にちなんだ小テストやってましたよね。その当時出席していただいた方たちは、暗記しましたよね(笑)懐かしいです。
この23&78という目盛りの部分が工夫なんですね。よく考えたなぁ。
確かに目盛りを数えなくても良いです
最初に見た時には、なんとなくごちゃごちゃした定規だなぁと思ったんですが、使ってみると一瞬で目盛りを読み取ることが出来るので便利です。これなら、確かにちょっと老眼の入った僕でも使えます。
文房具ブログを書く時に、商品紹介をするのですが、サイズが測定出来ると良いなぁと思っていました。自分の部屋のデスクに貼り付けておいて、さっと大きさが測れちゃうようにしたら、作業が捗りますね。
さらには、ノートや手帳に貼り付けて使うのも良いんじゃないでしょうか?機動力が出ますからね。郵送したいものの大きさをパッと測定するのに、近くに定規があると便利ですからね。スマホに貼っても良いかな?
この定規は、良いと思います。40歳以上にオススメしたいです。
川島さんのメールのコメントです
私は、北海道に居住していて、いろいろな工夫でちょっとした煩わしさを解消するのが好きです。木工も好きで、いろいろなものを製作してきました。
しかし、50代に入り老眼のためミリの目盛が、「老眼鏡を使っても」読めなくなってしまいました。そのため、木工もできなくなってしまいました。
そこで、目盛の見やすい目盛が出来ないかと試行錯誤して、老眼や近眼でも目盛が読みやすい新たな定規を作ることが出来ました。その定規は、
- 2、3、5、7、8ミリの目盛に目盛数字を振る。
- 2、3、5、7、8ミリの目盛線を太くする。
- 2、3、7、8cmの目盛数字にマル印を設ける。
などするものです。
この定規は、一見するとごちゃごちゃして見えてしまいますが、実際にミリの測定をして頂くと、ミリ目盛を簡単、正確に読むことが可能です。
更に、ミリの1本1本の目盛線が明確に判別できるので、ミリ未満の目盛も読みやすくなります。また、cmの目盛数字にもメリハリが出来てcmの判読もしやすくなるものです。
やりますね。50代の希望の星です。僕もこんな存在になりたいです。
この定規が欲しい方は、こちら
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。
それと、今日はこの定規を送ってくださいまして川島さんにも感謝です。ありがとうございます。