万年筆にペンシースがよく似合います
改めて見ると、ペンズアレイタケウチさんのオリジナルペンシースがとてもいいです。新しい万年筆を買ったので、軸を保護するためにもう一つ買おうと検討しています。普段使いとして、いつも持ち歩いて、さっと取り出して使うには良い道具です。
本革で出来てますので、使い続けると艶が出てきて何とも言えない渋めの風味が加わって来ます。こうなるまで育て上げるのも、楽しみです。革好きの人は、ここに愛着を持ってみえる方が多いです。育て上げるのに何年もかかるところが良いですね。
もちろん、万年筆をそのままの状態で胸ポケットに刺して使ったり、置いておくのも良いのです。でも、万年筆のペン軸の美しさに見惚れてしまわないように、そしてその美しさがいつまでも保てるようにペンシースがあると安心なんです。
今日はそんな文房具を、みなさんに紹介します。
一年間育てたペンシースの色合い
ペンズアレイタケウチさんには、とある方が1年育てあげた「ペンシース」が展示してあります。なるほど、こんな色合いになるんだって、よくわかります。使えば使うほど、良い色合いに変化していくこの道具、愛好家にはたまりませんね。
僕は全く愛好家でもマニアでもないのですが、心ひかれます。他の誰のものでもない、自分のものだという愛着が深まりますし、どんな色合いになっていくのかも自分の手に委ねられているような気がして楽しいです。触るたびに変わっていくんでしょうね。
僕も数年前に購入して、放置状態の「ペンシース」がどこかにあるはずです。今夜にでも探し出して、もう一度育て直してみようと思います。この放置期間が、驚くような新しい展開を生み出しているかも知れませんからね。
「ペンシース」のシースって?
英語で筆箱のことを「ペンケース」とか「ペンボックス」とか呼ぶそうです。では「ペンシース」とは何なんでしょう?シースは、本来は刀や剣などの鞘を指します。つまり、万年筆などを使わない時に刺しておく細長いサックのことを指すのです。
今まで「ペンシース」という言葉を使ってこなかったので勉強になりました。「一本刺し」とか「ペンジャケット」と呼ぶ方達もいらっしゃいます。ここは、僕がせっかく調べ上げたこの「ペンシース」という言葉を一般解としたいです。
僕は、もう少し器用になったら「ペンシース」くらい作れるんじゃないか?と思いました。さらには、僕よりも器用な文房具友達が何人もいるので、その子たちに作って貰えば問題ないなぁと思います。でも、今回はペンズアレイさんで購入しよっと。
気になる価格帯です
一番大きな大型万年筆を入れる「ペンシース」が、¥5,500+税、中型が¥2,500+税、そして細型が¥2,200+税です(確かそうだと思いましたが、気になる方はお店に問い合わせしてください)。僕は中型が、とてもお買い得だと感じてます。
艶々(つやつや)の飴色(あめいろ)になるまで、10年くらいかかるのかな?
でも、それも楽しみですから良いですね。生きている間、ずっと楽しめます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の皆さんに感謝です。