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ホッチキスはkissと関係があるんだろうか?

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「ホッチキス」について調べていたら、レベッカというグループが歌っていた歌詞の中にフレンチキスという言葉が出てきたのを思い出してしまった。なんとなく、フレンチトーストを思わせるような爽やかなモーニング的なキスだと思っていた。

でも、ウィキペディで検索して調べてみると、全くの反対の意味で「一方の者の舌が他方の舌に触れ、通常、口の中に入る接吻のこと。英語ではFrench kissと呼ぶ。」ということであった。チュって感じのものではなかったのだ。驚きだ。

恐ろしいことだ。ということは「ホッチキス」もロクなことにはなっていないような気がする。けれど、せっかく調べ始めたのが勿体無いので、最後まで調べてみたいと思います。みなさん、最後までおつきあい願います。まあ、エロくはないと思います。

さてさて、「ホッチキス」がkissと関係していたらびっくりですよね!

「ホッチキス」の語源はここから来ていた

マックス ホッチキス サクリフラット 32枚とじ 予備針100本収納 白 HD-10FL3K/W

「ホッチキス」といえば紙をとじるもの、国語辞典にも載っていて誰もが知っている文房具ですね。ところが外国に行きホッチキスと言っても、さっぱり意味が通じない不思議な道具なのです。それでは、なぜ日本でホッチキスと呼ばれるようになったのかご説明しましょう。

日本で初めてホッチキスを販売したのは伊藤喜商店(現イトーキ)で、明治36年(1903年)のことです。このホッチキスはアメリカ製で、ボディに大きくHOTCHKISS No・1と刻印されていました。

この製品はE・H・HOTCHKISS社製で、ブランドと形式を刻印表示したものでした。特に呼び名がなかった時代のこと、誰とはなしにホッチキスと呼ぶようになったと思われます。

また、この製品にはHOTCHKISS PAPER FASTNERの文字も読み取れます。当時はペーパーファスナーがアメリカでは一般名称だったのかもしれません。国内では大正時代の特許公報に紙綴器やホッチキスの表記が見られますが、現在では「ホチキス」、「ホッチキス」、「ステープラ」と、さまざまな名前で呼ばれています。

日本で「ホッチキス」という呼び方は広く浸透していますが、新聞用字用語集では「ホチキス」、JIS規格(日本工業規格)では「ステープラ」と、それぞれ異なった名称で定められており、実は表記についての正式な決まりはないのです。また、「ホッチキス」は一般名称化していて、マックスを含め、商標登録された名称ではありません。地域によっても「ジョイント」や「ガッチャンコ」、国によっても「ステープラ」、「クチトリッチ」など、ホッチキスはさまざまな名称で親しまれています。

(マックス株式会社のhpより引用です)

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 ん?ただの会社名ですか!全然、味も素っ気もないオチですね。すいません。

じゃあ『心のホッチキスストーリー』で、どうでしょう?

ホッチキス物語 - 文具・オフィス機器 - 製品情報 - マックス株式会社

ホチキスで有名なマックスという会社が毎年やっている『心のホッチキスストーリー』みなさん、読んでいますか?とてもいい話が多いので是非お勧めします。僕は読むたびに涙腺ゆるみっぱなしです。

僕が好きなお話はこちら!

毎週金曜日は、父と二人で銭湯に行く。それが私と父の習慣だった。学校から超特急で帰り、早めの夕食をとってから、タオルを片手に車に乗る。大好きな歌を熱唱する父は、いつも楽しそうだった。

その日の金曜日も、いつも通り銭湯に行って、湯上がりのアイスを食べながら帰り道を走っていた。一通り歌も終わり、家に着く直前、父は何気ない口調で、出張に行くからしばらく銭湯には行けないと言った。いつまで行くの?と聞くと、ん~、わかんない!とタレントのものまねでごまかす父。その軽さに流され、私もオッケー!なんてものまね返しをした。

それから父は、半年近く戻らなかった。父が出かけてから一ヶ月後に聞いた話で、その訳がわかった。父の体は癌に侵されていた。幸い転移は見られなかったが、聞かされた当初、私はショックで学校を休んでしまった。そして、車の中での会話を思い出した。あの時、父は私を不安にさせないために、わざと明るく振る舞っていたのだ。自分が大きな病をかかえていながら、尚、私のことを考えてくれていたと知ると、涙が止まらなかった。

それから半年後、帰ってきた父は、前よりも大分痩せていた。涙腺を崩壊させる私の頭をなでながら、『風呂、行くか』と父はたずねた。帰って来た日は金曜日。今までで一番幸せな金曜日だった。

(第五回の入選作品です)

 とっても痺れる何度読んでもいい話です。他のストーリーもいいものばかりですので、お勧めします。今日はとりとめもなく「ホッチキス」でブログを書いてみました。最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝です。

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