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ダーマトグラフって何?ワックスで出来た不思議で便利な色鉛筆です

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今日は「ダーマトグラフ(DERMATOGRAPH)」という色鉛筆を紹介します。大きな分類で言えば、色鉛筆と言い切って良いと思います。もしも違っていたら。このブログのコメント欄にそっとメッセージをお願いします。即刻訂正いたします。

みなさん、この名前を聞いてすぐに「色鉛筆だ!」と反応出来るますか?僕自身、この単語を聞いても何を言っているのかよくわかりません。文房具ブロガーを名乗っているのに、その資格なしという感じなのですが、今でもちょっとあやふやです。

でも驚いたことに、この名前は三菱鉛筆の登録商標なんですよね。一般的にはグリースペンシルと呼ばれる商品なんだそうです。要するに、芯に多くのワックスを含んだ色鉛筆だということですね。とってもわかりやすいです。

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僕と「ダーマトグラフ」との出会い

この色鉛筆との最初の出会いは、子供の頃、僕の母親が職場で使っていたこの色鉛筆を家に持ってきて見せてくれたことで始まっています。僕の母親の職場では、自動車部品の検査をしていて、不良品にこの色鉛筆を使いチェックを入れていたようなのです。

僕はその時にめまいがするくらいの激しい衝撃を受けました。その衝撃は40年ほど経った今でも覚えているくらいの強烈なものでした。一体何がそんなに良かったかというと、鉛筆削りを使わなくてもいい鉛筆があるということが画期的だったのです。

僕はそれまで、そんな色鉛筆をみたことがなかったので、大変感動してその色鉛筆を父親から譲ってもらいました。そして、欲望の赴くままに紙巻部分をめくりまくって色鉛筆の機能をダメにしてしまいました。とっても懐かしい思い出です。

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「ダーマトグラフ」の商品説明をさせていただきます

この「ダーマトグラフ」の機嫌を三菱鉛筆のHPより探ってみましょう。なんと「ダーマトグラフ」は医療用品だったみたいですね。

 「DERMATOGRAPH」の語源はギリシャ語です。「dermato」は「皮膚」、「graph」は「書く、記録する」ということ意味を表しています。
つまり「皮膚に書けるもの」という意味で、もともとは、皮膚に書く目的で開発され、医者が手術で切開する場所にマークするなどに使用されていたと思われます。現在発売している商品は、皮膚への筆記用ではありません。
三菱鉛筆では、昭和30年から製造しています。最初は木軸で、色は赤・青・黒・黄の4色でした。
昭和33年頃には、軸を削らなくても済むように紙巻になり、現在は12色発売しています。
紙はもちろんのこと、ガラスや金属、フィルムにも書くことができます。
※「DERMATOGRAPH/ダーマトグラフ」は、三菱鉛筆の登録商標です。

ガラス、金属、プラスチックなどに自由に描ける特殊芯
 
  ■油性ダーマトグラフ

ガラス、金属、プラスチックなどに自由に描ける特殊芯を使っています。

 

■水性ダーマトグラフ
ガラス、金属、プラスチックなどに自由に描ける特殊芯を使っています。水で消すことのできるタイプです。


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 昔の「ダーマとグラフ」は、木軸ではさんでいました。でも、ワックスが多く、温度変化によって収縮したり、ふくらんだりして、芯が抜け落ちてしまうという不具合が発生したのです。普通の鉛筆の芯は、接着剤で木につけていますが、ダーマトの芯はワックスが多く、接着剤が効きません。
紙は伸び縮みに耐えますので、紙で巻くようになったのです。ミシン目が付いていて、糸までついた特殊な紙を使い、芯に巻きつけています。こうすることによって芯が磨耗しても対応できるようになっているのです。

これでどうして紙巻きなのか、やっとわかりましたね😃

この色鉛筆が欲しい方は、こちらから

三菱鉛筆 色鉛筆 油性ダーマトグラフ No.7600 12色 K760012C

三菱鉛筆 色鉛筆 油性ダーマトグラフ No.7600 12色 K760012C

 
三菱鉛筆 色鉛筆 油性ダーマトグラフ No.7600 赤 1ダース K7600.15

三菱鉛筆 色鉛筆 油性ダーマトグラフ No.7600 赤 1ダース K7600.15

 
ダーマトグラフ(油性) 赤

ダーマトグラフ(油性) 赤

 

ラフに書いても良いし、12色ある

実はなんと12色もあるんです。どうしても「赤色」が定番なので、そちらに目がいってしまいそうなのですが、色のバリエーションはなかなかのものです。こういう昔からある文房具のカラーバリエーションを、揃えるって楽しいですよね。

僕は個人的にオレンジ色に目が気になりますね!

使い道は人それぞれでしょうが、ラフにテキストにマーキングしたり、デッサンしたりするのに良さそうですね。みんなどんな使い方をしているのかなぁ?

こういう文房具を大事にしたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。

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