今日は「スライド消しゴム 図案柄」を紹介します。
軽い力で広範囲を消せる17mm幅の「サラケシ」と硬い材質で細かい範囲を消しやすい3mm幅「硬め」が一つになった消しゴムです。スライド式になっており、用途に合わせて2種類の消しゴムを押し出して使用できます。
実に色々な消しゴムが市場で活躍してくれてます。この売れ行きも楽しみです。
サブブログに書いた渾身の記事
100%を求めるあなたへ!「スライド消しゴム 図案柄」2種類の使い方が簡単に出来る新発想の構造です(猪口フミヒロ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
図案柄の起源を探ります
このスケッチブックでお馴染みの柄は「図案柄(ずあんがら)」と呼ばれています。このデザインはいつ開発されたんでしょうね。
どうしても知りたくなって、この起源について調査してみました。調べてみるとこれは、グラフィックデザイナーの奈良部恵三氏の持ち込みデザインであるということが、ナガサワ文具センターさんの調査で明らかになっています。
彼がまだ青山学院大学に在籍していた学生だった頃に考えだしたデザインです。
すごいですね。濃い緑と黄色が交錯していて、Sketch Bookと手書き文字のようなロゴが特徴的です。彼は日本の民芸品に興味を持っており、その影響とちぎり絵の融合だったそうです。とにかく、こういうモノを生み出す力には感動します。
なんと32個セットですが売ってます。気軽に買えるって良いですね。
消しゴムがどうして消えるのか不思議で仕方なくないですか?僕も長年納得できないでいたのです。でも、ポータブルの顕微鏡を購入して、筆跡を見た時にやっとわかったのです。なんだ、こんな簡単な原理なのだと、誰もが納得すると思います。
簡単に言えば、表面上の薄っぺらい部分に鉛筆の主成分の黒鉛と粘土の焼成物がちょっとだけ乗っかっているという感じなのです。そのちょっとした汚れのような筆跡部分を柔らかいゴムの成分が絡め取って、字が消えたように見えるのです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。では!