『本と文房具とスグレモノ』

文房具は、身近で安価で即効性のある成長アイテムです。毎日、情報を発信してます。

福岡伸一先生が文房具愛についても語ってます!『わたしの すきな もの』

わたしの すきな もの

 僕の大好きな人の一人に福岡伸一先生が燦然と輝いております。新書大賞を受賞した『生物と無生物のあいだ』を読んで、ひっくり返るほど驚きました。世の中にはこんな面白いことを書ける才能がある人がいるんだなぁと感心して大ファンになりました。

以前、名古屋にお見えになるということを聞きつけて、旧丸善のビルで開催された講演会を聞きに行きました。偶然、エレベーターで一緒になれたんですけど、恐れ多くてビビりまくって声もかけられなかったことを、昨日のことのように覚えております。

本を購入してサインをいただくときに「先生の大ファンです!」と伝えたら「ありがとう。嬉しいです。」とおっしゃってくださいました。それからも、僕は福岡伸一先生の本が出るたびに、ちゃんと読み込んでおります。人類の宝だと思います。

そんな僕の熱い思いは置いておいて、福岡伸一先生が文房具についても触れた素敵な本をだされたので紹介しますね。タイトルは『わたしのすきなもの』婦人之友社から、2月15日発売で、全国に展開されております。間違いない面白さなので買いましょう!

『わたしのすきなのも』内容紹介です

わたしの すきな もの

わたしの すきな もの

 

 少年の日のある夏。…私の視線はその小さな輝点に釘づけになる。――第1章ハンミョウより。

昆虫が好き、化石も、文房具も、と福岡ハカセの興味は果てしなく広がります。本書は、2016年から『婦人之友』に好評連載中の生物学者 福岡伸一氏のエッセイのなかから厳選し、書き下ろしを加えて一冊にまとめたものです。さらに恐竜学者・真鍋真氏との対談「恐竜の謎、生命の不思議」を掲載。小さな“もの”への視点から豊かな世界が大きく膨らむフクオカワールドをお楽しみください。

◆昆虫少年の目が見つめたミクロの世界、母への慕情、人と自然への愛を綴った1冊
昆虫が好きでドリトル先生が好き。少年時代には、生活の中で細かく世話を焼く母を疎ましく思ったこともあった。しかし大人になった時、母への思いは募り、それは、自分を育み、励まし、守ってくれた全てのものへの愛につながった。そんな思いの中で著した「わたしの すきな もの」は・・・。

◆ 昆虫が友達だった少年は、フェルメールオタクの生物博士に。
内向的で孤独な少年に両親がある日与えた顕微鏡。顕微鏡の源流をたどると、少年は、オランダのデルフトという小さな町で顕微鏡を発明したアントニ・レーウェンフックにたどり着く。レーウェンフックが生を受けた1632年、福岡少年にとって後のヒーローとなる画家のヨハネス・フェルメールも同じデルフトの町で生まれていた。著者にとっての2人のヒーロー、レーウェンフックとフェルメール。そのつながりに、想像を膨らませる少年のような福岡氏の筆致は読者の想像力もかきたてられる。

◆ 「生物学者」と「恐竜学者」の対談も興味深い。
何事も「源流をたどるのが好き」という著者と、恐竜研究の第一人者として知られる真鍋真氏との対談「恐竜の謎、生命の不思議」も掲載。鳥類が恐竜から進化したことなど、謎が徐々に明らかになってくる 地球50億年の生命について語り合う。

● 著者・福岡伸一コメント
私を育ててくれたもの、私に気づきを与えてくれたもの、私を謙虚にさせるもの。それが「わたしの すきな もの」。こんなに楽しい表紙の本になり、自分で書いたものなのにワクワクしています。皆さんの「わたしの すきな もの」に加えていただけたら、うれしいです。

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◆ 1章 「少年の目、母の眼」
三つ折メガネ/はるみ ほか
孤独で昆虫少年だった福岡ハカセ。その少年時代の母の記憶やエピソードを綴っています。

◆ 2章 「自然の神秘」
青い蝶/サンショウ ほか
人生の大切なことはすべて蝶から学んだと言う、福岡少年のオタクぶりが見事。
 

◆ 3章 「だいじな友だち」
古いタイプライター/手作り万年筆 ほか
福岡ハカセのこだわりの逸品を紹介。モノへのこだわり方が楽しいフクオカワールド。

◆ 4章 「小さな至福」
ビスコッティとヴィンサント/竹生島 ほか
福岡ハカセが旅した先での食べ物や、暮らした場所、空想の世界まで小さな至福を感じる時を紹介。

◆ 5章 「“始まり”への旅」
デルフトのタイル/古い銀貨 ほか
福岡ハカセならではの、旅先で買い求めたコレクションからわかる、モノ知りと教養人の差。

◆ 真鍋 真さんとの対談 「恐竜の謎、生命の不思議」
恐竜研究の第一人者として知られる真鍋真氏との対談。鳥類が恐竜から進化したことなど、謎が徐々に明らかになってくる地球50億年の生命、深淵な時間の物語を語り合っています。

本書は、『婦人之友』2016年1月号~2018年10月号に掲載された中から33篇と対談を加筆・修正したものに、書き下ろしの「光る泥団子」を加えたものです。

 あわせて読んでいただきたい福岡伸一先生の著書 

新版 動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか (小学館新書)

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新版 動的平衡: 生命は自由になれるのか (2) (小学館新書)

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福岡伸一、西田哲学を読む――生命をめぐる思索の旅 動的平衡と絶対矛盾的自己同一

福岡伸一、西田哲学を読む――生命をめぐる思索の旅 動的平衡と絶対矛盾的自己同一

 
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

 
動的平衡3 チャンスは準備された心にのみ降り立つ

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 あわせて読んでいただきたい僕の文房具ブログ記事です

www.fumihiro1192.com

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