2018年12月15日(土)は、第105回目の文房具朝食会@名古屋が開催されました。今回は東京の本家文房具朝食会とのコラボ企画で沼津市で開催しました。東京の主催者の方は、会場も食事もちゃんと押さえてくれて安心の朝食会でした。
びっくりしたのは東京本家は朝食会といっても朝食を食べながらでないことが半分くらいなのだそうです。あとは朝食なしていきなり文房具プレゼンに入るということでした。僕たちの発想に全くないことでしたので参考になりました。
とってもエキサイティングな会になりましたのは東京側も名古屋側も「濃い人」が集まったからです(いい意味で)。文房具朝食会レポートは参加メンバーがアップしてくれると思うので、僕は自分の気になった部分だけやらせて貰いますね。
名古屋のトップバッターは松崎さん「はさみ切れ味比較」です
文房具朝食会@名古屋のトップバッターは松崎さんです。一番面白かったのは「はさみの切れ味比較」です。名古屋から沼津までこんなにたくさんのはさみを持ってきてくれたのかと思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも、プレゼンが盛り上がったので、まあいっかという感じですよね。松崎さんが一番押してくださっていたはさみは『丸章工業のシルキー』です。この岐阜県関市で生産されているはさみがどうして良いのか探って行きましょう。
ちなみに上の画像の一番奥側が『シルキー』です。
比較しながら試し切りすると切れ味が全然違うんです。松崎さんが押すのがよくわかりました。僕はこの秘密は製造工程にあるんじゃないかと思っています。
シルキーの製造をしている岐阜県関市の丸章工業は、はさみの外形カットをレーザー加工で対応しています。熱延鋼板の厚い板材料を、はさみの形にくり抜くのです。普通のメーカーは生産性を求めてプレスで押して一瞬で抜いてます。
それに対して丸章工業はレーザーで切り抜いています。そしてそれからプレス機にかけて面押しして尖ったエッジの部分に丸みをつけているのです。普通のメーカーが抜くだけ、くり抜くだけに対してひと手間かけているのです。
これをすることによって、経年してもひずみが出にくくて切れ味が変わらないのではないかと思えるんです。もちろん科学的な実証はないのですが、工場見学して僕が「ここかな?」って感じた部分なので紹介しておきますね。
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