理由はわからないけれど、「斜めに書きたくなる」時期があるようだ。僕の場合は高校時代に受験のストレスを抱えていたせいか、そうなった。対処のしようがなかったので、仕方なくノートを45度傾けて机に置いて書いていた。
大人になってその病気は完治したが、なんとなく斜めに書いてある字は躍動感があってカッコイイような気がする。僕以外にも間違いなく斜めに書きたい症候群の人がいるに違いない。それを証明するのが、この文房具だ。
ツバメノート株式会社の「まっすぐノート」
この会社は驚くほど真面目で真っ直ぐな会社という評価が僕の中である。伝説的なツバメ中性紙フルースを頑固に使って、根強いファンも多い。文房具メーカーはこうあるべきかな?というお手本のような会社だと思う。
その会社が数年前に、この「まっすぐノート」を出したものだから、正直に驚いた。社内ですったもんだあったに違い無いが、文房具朝食会@名古屋のメンバーがお土産でくれるということは、買う人がいるということだ。すごいことだ。
このノート、ななめに書く人にとって「まっすぐ」になるという意味の「まっすぐノート」なのである。今のところ、僕は使っている人を見たことがない。これは面白いと僕も何度か購入したが、結局使わずに終わってしまった。
今回、良い機会なので使ってみようと思う。継続的に使えるかというと、はなはだ疑問は残るのだが、そういう遊びココロをこの年齢(ただいま51歳です)になっても持ち続けることは良いことではないかと思う。思い切り遊んでしまおうと決意しました!
今は罫線の引き方だけで新しい世界が拓けるようなことを謳い文句にしているコクヨの「大人のノート」みたいなものがちやほやされてしまう時代なので、このエッジが効いた「まっすぐノート」も評価されても良いと思うんですが…難しいです。
(こういうことを書くと炎上するといけないので、このくらいでやめます)
僕は圧倒的にこの「まっすぐノート」を押したいです。どなたか一緒に賛同してくれることを希望しますので、よろしくお願いいたします。
あまり日の目を見そうにもありませんが、僕は密かにこちらのノートも押しているので、興味がある方はこちらも是非是非よろしくお願いいたします。刺激的で素敵なノートなんです。ちょっと使いにくいですけど…(笑)