『本と文房具とスグレモノ』

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初心者万年筆講座「まず、洗ってみよう」

今週のお題「ゴールデンウィーク2015」

ゴールデンウィークは、万年筆を洗おう

日頃、お世話になっている道具に感謝を込めて

僕は長期連休に入ると「万年筆洗い」に精を出します。全部を一度に洗う訳ではありません。インクの色を変えて、気持ちも新たに使って行きそうなモノをセレクトして気合を入れて洗います。やはりペンは使って初めて価値が出ますからね。

とっても地味な作業ですが、僕にはとっても合っています。無心で万年筆を洗っていると時間が過ぎるのも忘れてしまいますし、その当時のことを色々思い出して楽しいです。万年筆は僕をタイムスリップさせてくれます。

今回、洗ったモノはこの6本です。左から

  1. LAMY アルスター オーシャンブルー
  2. LAMY サファリ グリーン
  3. LAMY サファリ スケルトン
  4. デルタ プラネットコレクション 北極
  5. ビスコンティ オペラ ブルーベリー
  6. ペリカン デモンストレーター

最近、キャップレスばかり使っているので昔使っていたこのクラスのラインアップでも楽しんでみたくて、せっせと洗っております。世の中には、この洗うという行為を嫌う方も見えます。錆びたりしますからね。あくまで自己責任でよろしくお願いします。

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僕流の万年筆の洗い方

僕はいつもこの手順で万年筆を洗います。

  1. 万年筆を分解して、コンバーター(カートリッジ)を抜く。
  2. そしてそこから出来るだけインクを抜く。
  3. お水(ぬるま湯)に一晩つけておく。
  4. 流水で綺麗に洗い流す。
  5. 先に水分を拭き取り、布で乾拭きする。

※パイロットさんのHPを参考にリンクさせておきます。

www.pilot.co.jp

追加で書いておきますと、ドライヤーなどで遠目から少し乾燥させるのもありみたいです。セルロイドなどデリケートなので素人には加減が難しくあまり推奨出来ませんが、水分を飛ばしておくのは大事みたいです。

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海外の万年筆は要求品質が厳しいのか、クレームが怖いのか、本当に厳重に作ってあるように思います。最近の日本製品と比較するとよくわかります。でも、国産はそこまで厳重に作らなくてもその品質を満足出来ているんですよね。

国産万年筆の素晴らしさもよくわかります。大差がないのならデザインで選びたいですよね~

万年筆をメンテナンスする大切さ

僕は万年筆のおかげで、メンテナンスすることの大事さを理解してます。服でも、車でも、体もメンテナンスすることで性能を維持することが出来ます。ここを怠ると、とんでもない事故が起きたりするのです。

万年筆はそこまでの事は起きないかも知れませんが、使いたいときに、使える状態。そしてその性能を存分に発揮してくれるよう、定期メンテを継続していきたいです。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。

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