こんにちは。文房具ブロガーの猪口フミヒロです。冠婚葬祭ルールって、よくわかりませんよね。昔の人たちはそういうルールに精通していらっしゃいました。やっぱり時代でしょうね。求められるものが違うのだと思います。
周囲と同じようにして目立たないことが美徳とされた時代。そんな時代には冠婚葬祭ルールは大事な決まりだったのでしょう。そういう考えは最近めっきりと薄れてきてしまっているので、そんなルールを気にする人も少なくなりました。
年賀状やお歳暮なども、どんどん廃れてくるでしょうね。僕は大事にする気持ちと大事にしない気持ちがぶつかり合いながら変化していけば良いのではないかと思っていますので、じっくりとこの様子を見守りたいです。
今日のブログ記事は、そんな冠婚葬祭ルールについて書いていきます。
サブブログに書いた渾身の記事
サブブログに記事を先行で書いてみました。何度書いてもこのネタ面白いです。
今日はテーマは「御香典・御仏前・御霊前」これって、どう使い分けたらいいの?こんな知っておいて損はない豆知識をお送りしますね。是非とも、覚えておいてください。いざという時に、おろおろしないで済みますよ。
なんでも「香典」だと思ってました
以前の僕は、深く考えずにお通夜に持っていく時には「香典(こうでん)」と思ってきました。案外そんな人多いんじゃないでしょうか?そんな人のために、今日は正しい呼び方やその言葉の意味をこのブログ記事の中で勉強していきましょう。
「御香典(おこうでん)」
これは故人に対して線香や花の代わりに金品をお供えするときに使います。典は略字でして、正式には奠です。香は、お線香のことを指しています。奠は、お供え物という意味です。僕はいつも線香も持参してました。ダブってましたけど良かったのかな。
「御霊前(ごれいぜん)」
故人の御霊にお供えする金品を指します。香典のひとつです。仏教では四十九日法要が過ぎたら「御仏前」、その前なら御霊前を使うとされています。ここさえ押さえていれば、たいてい大丈夫なんじゃないかと思います。覚えておいてくださいね。
「御仏前(ごぶつぜん)」
故人が成仏して仏様になったとして、そこに供える金品のことです。お供え物の表書きのひとつです。仏は略字で、正式には佛を使います。ここは、宗教の違いによる使い分けになっているみたいです。僕、個人的には「御仏前」は使ったことがありません。
御香典は急な葬儀の相互補助金的な役割という意味も持ち合わせています。この法要のために使う線香や花の支払い代金の一部にしてくださいという意味です。そういうつもりで持参しましたという気持ちが伝わるのが良いでしょうね。
厚生労働省が発表した人口動態統計(速報)では、2022年に日本で死亡した人はおよそ156万人だそうです。1日あたりにすると約4,200人の方が亡くなっているという計算になります。とてつもない数字で、驚かされます。
年齢を重ねて「死」という現象も、まあいつかは自分に降りかかってくる日が来るだろうなぁと飲み込めるようになりました。これは、かなりの進歩ではないでしょうか。この飲み込むって行為が今後大事なのかもね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。