最近、このダブルクリップに綴じられてテキストが配布されるような光景を見なくなりました。見なくなったというべきか、必要なくなったというべきなのかは、後者のほうなのでしょう。今後、日本の社会でもDXで時代が変化していくとは思うのですが、手始めはこんな変化からです。
僕がこんな文房具紹介記事を興奮して書いたのは、まだ3年前の話です。
正直にいえば、この「エアかる」という新製品を取り寄せて購入して、未だに箱を使い切る機会がありません。会社でも新品のダブルクリップがまだ在庫として置いてあるし、そもそも使って帰ってきた在庫品もあるし、さらに僕みたいな人間がひそかに購入したものもあるのです。
すっかりと使うチャンスが減ったこの文房具ですが、使い道はまだまだあるんですよ。ぜひとも、こちらの動画をみてやってください。
僕もYouTuberになったら、こういう動画を作って暮らします。
でも、こういう動画を見るとまだまだダブルクリップもいけるかも!と思いますよね。
ダブルクリップの起源
「てこの原理」を利用してレバーで本体を開き、書類を挟む「ダブルクリップ」。このシンプルな機構は、アメリカ人のルイス・エドウイン・バルツレーさんが発明しました。もちろん、横からみた形がアルファベットのWに見えるので、このようなネーミングになりました。
1915年に米国で特許登録され、その後も形状がほぼ変わることなく、時代を超えて広く使用されてきました。英国の著名な書籍「ファイドン・デザイン・クラシック」(2006年)にも、優れ た国際デザインの工業製品999のひとつとして掲載されています。
出典:米国特許商標庁(特許番号US1139627)
1915年に米国で特許登録され、その後も形状がほぼ変わることなく、時代を超えて広く使用されてきました。英国の著名な書籍「ファイドン・デザイン・クラシック」(2006年)にも、優れ
出典:米国特許商標庁(特許番号US1139627)
ダブルクリップの未来
「未来はあるのか?」と聞かれると、文房具としての役割は紙媒体の消滅とともに不要になるとお思います。あと数年後には完全に姿を消すことになるでしょう。でも、クリップのようなものは文房具以外で(台所用品やデスク周囲で)生き残っていくのではないでしょうか?
まあ、どうなるのかわかりませんけど、楽しみにしていましょう。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。