昨日に引き続き、「メモ講座」のネタをブラッシュアップ中です。その中で使おうと思っている、簡単で効果抜群の情報収集法を教えます。
あなたは「メモ」を取ってますか?
「メモ」を取っているか、取っていないかと聞かれたら、僕はこう答えます。「気分です。」そうなのです、間違いなく気分なのです。ここは気合いを入れて聞かなくちゃとか、このトークは絶対に忘れないぞという気分になったときだけ「メモ」を取ります。
でも、後々「あの講義の中の、あの言葉なんだったけ?」ということになることも多いです。その時はわからなくても、時間が経つとわかることもあるので、ここは判断を後回しにして、思いつくままに降ってくる情報を「メモ」したほうが良いですね。
昨日のブログでも紹介しましたが、デジタルで「メモ」を取るのも効率的で良いと思います。
今日は、大ブレイクした前田祐二さんの『メモの魔力』をまた引っ張りだしてきて読んでます。夏休みに「メモ講座」をさせてもらうことになりましたので、事前準備です。この本、再読すると、メモについて新しい気づきがあるから良いです。
効果抜群の情報収集を教えます
人間は意識すると、その情報を選別して集め出すという特性があります。これは本能的に備わっているもので、集団生活や獲物を狩るときには必要な能力だったんでしょう。これを利用して情報収集すると効率的なので、ここでレクチャーしておきます。
この人間の特性のことをカラーバス効果と呼んでます。カラーバスとは「color(色)」を「bath(浴びる)」から出来た言葉です。色の認知に由来するのですが、色だけでなく、意識するあらゆる事象に対して起きるとされています。
僕は毎日新聞を読むのですが、さらさらと読んでいても特定の記事に引っかかります。その引っかかった記事をスクラップしておいて時系列にノートに貼り付けてやるのです。余白を十分に取りながら。そうやると、自然にデータベースが出来ます。
たとえ話をしますと、阪神タイガースが好きだったとします。毎日、スポーツ新聞を読んで、阪神の引っかかった記事をスクラップしてください。1年後には、周囲の人たちが誰も追いつけないようなマニアなデータベースの出来上がりです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。