『デザインのひきだし』という、とてもマニアックな本を買ってきました。以前、友人に紹介してもらって存在は知っていたのですが、まさか自分が買うことになるとは夢にも思いませんでした。この冊子、¥2000+税です。買う人がいるんでしょうか?
そう思っていましたら、三省堂書店高島屋店では山積みになって売られておりました。僕はこの表紙に「コロコロコミック?」と思ってしまうほど、ちょっと恥ずかしさを感じたんですが、こんな売られ方をしているところを見ると心配は全く不要みたいです。
今回の特集は「紙もの文具&玩具のつくり方」です。オリジナルでつくれる、デザインも機能もすごいグッズの数々をこれでもか!というくらいの詰め込み方で紹介しています。絶対のお勧め雑誌ですので、お見逃しなくお買い求めくださいね。
- まずは、どんな雑誌なのかを紹介します
- 『デザインのひきだし』は付録がすごい!
- 紙もの文具&玩具の作り方を紹介してます
- 文房具好きたちが「紙」にこだわる理由を考えてみた
- お勧めしたい『デザインのひきだし』バックナンバー
- あわせて読んでいただきたい僕の文房具ブログ記事です
まずは、どんな雑誌なのかを紹介します
プロなら知っておきたいデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌
『デザインのひきだし』
デザインを仕事としている人、デザイナーへ仕事をお願いする人、
それを受け取って印刷や加工をする人、
そんな方々、みんなに役立つデザインと技術情報を詰め込みました。
本誌を読めば、知らず知らずのうちに、
あなたの『デザインのひきだし』は一段ずつ増えていくはずです。
表紙をめくると、こんな説明文が書いてありました。
そうか、プロのための業界誌なんだ。でも、僕たちもデザイナーへ仕事をお願いする人にはなりますからね、全然読者として問題ないことになります。こういう雑誌で「ひきだし」をたくさん増やして良い仕事につなげていきたいものですね。
『デザインのひきだし』は付録がすごい!
- 全体写真です。
- 筆記適正にこだわった紙ノート(記事P、29)
- 強いインディックスつき手帳(記事P、75)
- 四方金カード(記事P、63)
- 四方緑色つきカード(記事P、64)
- パチカシール(記事P、76)
- 紙ホルダー(記事P、95)
- 組み立て消しゴム(記事P、100)
特にイワコーさん、僕は是非是非工場を見てみたいので前向きに検討をお願いします。絶対に前向きな記事しか書きませんので、入場許可をお願いします(笑)
紙もの文具&玩具の作り方を紹介してます
僕も文房具朝食会@名古屋というコミュニティを運営しているので、わざわざ来ていただいた方に感謝の気持ちを贈りたいという気持ちはいつも持って開催しています。こういう時にオリジナルの文房具があると便利なんですよね。
買ったものを配るより、たくさん作ってあるものを渡す方がもらう側もハードルが下がりますよね。こういうためにノベリティーがあるんだと思ってます。この『デザインのひきだし36』を読んでいるとなんだかとても身近に感じることが出来ますよ。
ここはめちゃめちゃためになります。永久保存版です。
文房具好きたちが「紙」にこだわる理由を考えてみた
付録でついている「筆記特性にこだわった紙ノート」なんかすごい存在感です。このノートは、様々な筆記用具での書きやすさを追求できるノートなのです。28種類の紙を16ページずつ収容したノートで、じゃんじゃん試し書きが出来ます。
僕たちは永遠の課題として書きやすい筆記具を求め続けてきました。その「書きやすさ」は時と場合によって変わるので、求めても求めても解のない問題として僕たちの前に居座っていることも解明されてきたのです。
そうなるとそのケースによって筆記具を変えなくてはならないことになります。もちろんのことのように、それを受け止める「紙」も変えざるを得ないのです。そして、それは日々のトライアンドエラーによって分かり得ることなのです。
このノートで、自分がこういう気分の時は、自分がこんな仕事をするような時には、この筆記具と紙で立ち向かおうと決めておけば、大きな間違いはなくなり、作業効率も上がるのです。なかなかシンプルで良い答えでしょ?参考にしてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝です。