文房具の歴史に終わりはないのだ
子供の頃に雑誌で、羊飼いの少年が鉛筆の軸の部分に消しゴムをつけて、「消しゴム鉛筆」を発明して大金持ちになったことを読んでから、いつかこういう発明をして大金持ちになろうと企んでました。でも、結局は未遂に終わりそうです。
何かと何かを組み合わせるというのは良い発想であり、簡単に新しい世界が想像出来る必殺技です。自分が好きなものを左に書いて、気になるものを右に書いて、組み合わせてみれば良いのです。これを使えばアイデアは無限なのです。
例えば、僕の主催している文房具朝食会@名古屋のイベントを考えてみよう!
- ワインとチーズで楽しむ万年筆の会
- マスキングテープでスマホをデコしてみよう
- ワールドカップ観戦しながら文具を語る会
- スケッチブックに未来予想図を書いてみよう
- 色で占うあなたにぴったりの手帳術
大半は有識者に却下されてしまうのだろうが、こうやってアイデアを出し続ければ何十年でもイベント開催が出来てしまう画期的なシステムなのだ。ということで、文房具朝食会@名古屋は僕が生きている限り続くのでお楽しみに。
今日の本題は、面白い本が出るので紹介しておきたいというものだったのだが、かなり話が逸れてしまって申し訳ないが、気をとりなおして紹介したいです。よろしくお願いいたします。
ヨシムラマリさんの『文房具の解剖図鑑』紹介します
“ふだん何気なく使っている文房具には、
「考え抜かれた技術」が込められているのです。"
文房具の仕組み、形、生い立ち、使い方を、
楽しくわかりやすい豊富なイラストとともに完全図解!
鉛筆、消しゴム、ボールペン、ノート、スケッチブック、
カッターナイフ、はさみ、のり、テープ、ステープラー、
定番、ロングセラー、話題の新商品が続々登場!
あなたの文房具選びに、座右の一冊。
本書に出てくる文房具のお話のほんの一部を紹介します!
・鉛筆は羊飼いの大発見
・普通の鉛筆は六角形、色鉛筆は丸型なのはなぜ?
・削りカスすら美しい鉛筆削り器
・万年筆、ボールペンを超えた次世代ペン登場
・フェルトペンは草花と同じ原理
・MoMAに収蔵された消しゴム
・「大学ノート」その名前の由来は?
・リーガルパッドが黄色い理由
・老舗画材店のスケッチブックをノート代わりに
・今、測量業務用メモ帳がカッコイイ
・カッターナイフの着想はチョコレートから
・はさみの切れ味の決め手は「30°」
・のりの原料はタピオカってホント?
・ガムテープはガムテープにあらずとはこれいかに
・失敗から生まれたポスト・イット
・テコの原理マシマシで力要らずのホッチキス
etc.. (アマゾンの内容紹介の引用です)
いかがでしょうか?文房具好きにとっては、こういう本は、たまらない世界が広がっているようで、長く楽しめると思います。何度読んでも新しい発見があるとも思います。僕もアマゾンで予約して読んでみるので、皆さんも是非です。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝します。