部屋の掃除をしていたら『コーリンの色鉛筆』出てきました。最近は、コーリンの鉛筆って売っているのかな?一時期、この企業の都合で営業がグラグラして廃業状態だったみたいなのですが、行くすえを確認していないのです。
僕の部屋にはコーリン鉛筆がたくさんありますよ。凝って収集していたのですが、ずいぶん人にあげてしまったので今は引き出しにいっぱいあるくらいです。でも、こういうレトロなのを眺めるの気持ち良いのでもう一度収集するかな?って思います。
一時期気に入ったものは、どんどん買い漁っていた文房具マニアですので、部屋の中は文房具だらけでした。最近、ちょっと落ち着きを取り戻したので、冷静になって部屋の掃除をしてみているのです。いろいろ出てきて楽しいです。
この発掘された文房具事情はまたブログの中で紹介することにしますね。同世代のおじさんたちにはたまらない懐かしい文房具たちを紹介していくので、楽しみにしていてくださいね。僕たちの「昭和」を大事にしたいですね。
コーリン鉛筆の歴史については、土橋正さんがオールアバウトというサイトの中で素敵にまとめて見えるのでこちらを参照してくださいね。さすがプロは良い文章だなぁ。
そんな思い出も合わせて、僕は「鉛筆」が大好きです。
鉛筆はもっとも劣化の少ない筆記具でありまして、何十年経過しても書き続けることが出来ます。さらには、軸に木材を使っているものが多く、削ったときにとても良い風合いに仕上がります。この作業はやめられないですよね。
そんなわけで、今日は「鉛筆』について書いていきたいです。世に文房具好きの方はたくさんお見えになると思いますので、最後までよろしくおつきあいをお願いいたします。きっと、もう一歩深く文房具のことが好きになると思いますよ。
軸の木を削る時に出る「削りカス」が良い感じ
長くて辛くてどうしようもない受験生の頃、僕の心の拠り所のひとつが鉛筆を上手に削ることでした。その頃は立派なナイフをもっていなかったので、カッターナイフでじっくり削っておりました。この作業は、結構集中力がいるんですよね。
僕は受験勉強から逃げたい一心で鉛筆を削っていたのだと思います。暗記科目の合間に、丁寧に丁寧に一本の鉛筆を削りあげているのです。そんな暇があるなら勉強しなさいよとツッコミをいれたくなるくらい真剣に削っていました。
高校を卒業する頃にはかなり削るのが上手になって、カッターナイフでも文句のつけようなないくらいに仕上げることが出来るようになったのですが、僕には何も残りませんでした(笑)そうこうするうちに鉛筆を削ることもやめてしまったのです。
しかしながら、あの少しづつ削った鉛筆の削りカスは良かったなぁ。なんとも言えない匂いがして、なんとも言えない弾力があって身近になる最高の芸術品でした。
最初にテレビに出してもらえたのが「鉛筆」のおかげでした
毎日書いているこの文房具ブログをテレビ局の人の奥さんが読んでくれていて、文房具で特集番組を作ろうとなったときに「こういう文房具ブロガーがいるわよ!」と紹介してくれたことがきっかけでテレビ出演が決まりました。鉛筆には感謝しているんです。
僕は戦時中の鉛筆を持っていて、その表記が面白いということでブログ記事を書いたところ、当時の僕にしては驚くほどの人気記事になり、文房具朝食会@名古屋のセッションの中でも何度か使わせてもらいました。
そんな僕の文房具での進化の過程のひとつが「鉛筆」なんですよね。
僕が子供の頃から鉛筆はあって、これからもなくなりそうもなくて、恐ろしく長生きしている筆記具ですよね。これからも新しい鉛筆も古い鉛筆も大事にして、文房具ブログを書き連ねていきたいです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝します。