今日はリアル書店に行って、すごい本を見つけてしまいました。ラッキーです!
その本は、ジェームス・ウォード著『最高に楽しい文房具の歴史雑学』
普段使っている文房具に愛着がある人は、より一層の愛情がわき出てきますよ。
身近な文房具に隠された、
驚きと楽しみ。
モレスキンの"伝説"の裏には巧みなマーケティングがあり、
NASAが宇宙船に持ち込んだ鉛筆にはちょっとした問題があった。
ありふれた文房具の背後にある歴史と物語を、
飽くなき偏愛をもって綴る。
第1章 ヴェロス1377回転式卓上小物入れ
第2章 人生について必要なことはすべてペンから学んだ
第3章 紙に恋をした
第4章 彼らは私が鉛筆を手に取るまで動きだせない
第5章 誰にでも間違いはある
第6章 ご自由にお持ち帰りください
第7章 旅の思い出
第8章 新学期セール
第9章 人生のハイライト
第10章 アイム・スティッキング・ウィズ・ユー
第11章 冷蔵庫の扉のハイパーテキスト
第12章 ホチキス進化論
第13章 知識の倉庫
第14章 トゥモロー・ワールド

- 作者: ジェームズ・ウォード,関根光宏,池田千波
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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たとえば、第五章「誰にでも間違いはある」を読んでみよう!
消しゴムの歴史から始まるこの章は面白い。「樹液から天然ゴムへ」というサブタイトルが付いているが、僕がO・ヘンリーの短編小説で読んだ時代の鉛筆を使ったデッサンではパンが消しゴムの代わりだったはずだ。その変遷がスリリングに書いてある。
「鉛筆の一体化」「インクイレーザーと殺人事件」「タイピングのミスを消す」など、読み進めていくと面白くて止まらない。これぞ身近な文房具に隠された歴史の驚きと楽しみなのだ。こういう本を待っていたのだ!
身近な文房具に隠された、驚きと楽しみ。モレスキンの“伝説”の裏には巧みなマーケティングがあり、NASAが宇宙船に持ち込んだ鉛筆にはちょっとした問題があった。ありふれた文房具の背後にある歴史と物語を、飽くなき偏愛をもって綴る。
合わせて読みたい3冊

- 作者: 串田孫一
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