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顔料インクって、なに?万年筆好きにお届けするインク基礎知識

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第109回目の文房具朝食会@名古屋は『インク沼へようこそ!』というお題で開催いたしました。この企画は岐阜県大垣市にある川崎文具店さんと名古屋駅近くにあるNO DETAIL IS SMALL さんとのコラボ企画にでありました。

午前と午後の部にメンバーが20名以上参加して、インク沼を楽しみました。僕自身もとても勉強になる開催でしたので、ここに記録しておきますね。

インクのこと、そして万年筆のことを深く知れば知るほど、ちゃんと使って、その良さを自分のものにしたいなぁと思います。

インクの特徴について(染料、古典、顔料)

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染料インクとは

染料を溶剤に溶かしたインクで、他のインクに比べて多くの色を作り出すことができます。染料は水に溶けやすい性質なので、万年筆に使用してもトラブルが少ないです。万年筆のメンンインクとして各メーカーが広く販売してます。

メリットは選べる色の数が多いです。そして、洗浄しやすくメンテナンスしやすいです。デメリットは、耐水性がなく、雨や水に弱いです。そして経年変化で退色しやすいです。

古典インクとは

没食子インクとも言われるインクで没食子酸一水和物と硫酸鉄(Ⅱ)七水和物で作ります。上手に調合出来れば、徐々に濃い紫黒色に変化していきます。伝統製法で作られた没食子インクは万年筆には適してないのですが、最近対応したインクが出てきました。

メリットは耐水性と耐光性に優れています。書いた直後と落ち着いた後の変化が楽しめます。デメリットは鉄分と酸性が強くメンテナンスが必要。紙を分解するために、インクやけを起こす可能性もある。

顔料インクとは

水に溶けない超微粒子の顔料を沈殿しない技術で作られたインクです。万年筆内部で乾燥してしまうと最悪の場合、分解修理が必要で、定期的なメンテナンスをおすすめします。

メリットは、耐水性と耐光性に優れて発色が美しいものも多いです。デメリットは、透明軸に使うと取れなくなってしまうことがあり、要注意です。

(これらは、川崎文具店さんに教えていただきました)

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写真はエンジン全開の川崎文具店さん

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川崎文具店さんで開催した文房具朝食会@名古屋のイベント紹介です。

万年筆の素晴らしさを改めて認識しました
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万年筆は毛細管現象を利用して、インクと万年筆の相性を探りながら自分のものにしていきます。世界に一本しかない、自分のペンを作り上げていくのです。それと同時にインクと紙の世界も毛細管現象を使って、インクが紙に染み込んでいきます。

これは紙とインクの相性です。裏抜けするとか、書きやすいノートとかいう世界はこれで決まりますよね。つまり、僕たち文房具にこだわるインク沼の住人たちは、この繊細な相性を求め続けて「最高」を探しているといって良いのです。

野球選手や大工さんが最高の道具にこだわるように、僕たち文房具好きも最高の文房具にこだわれば良いんだと思います。最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。

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