子供の頃の楽しみにしていたテレビ番組『ウルトラマン』は、最後にはいつもウルトラマンが勝つので安心してみていられる番組でした。結構、強そうな敵の怪獣が現れても、スペシューム光線を放つと怪獣は粉砕された。
おじいちゃんたちが『水戸黄門』を見て、ほぼ同じようなストーリー仕立てでも満足出来るのと同じなんだと思う。そういう細やかな安定感に、僕たち庶民は幸せを感じて満足して生きているのかもしれない。大事なことなのだ。
しかしながら、『ウルトラマン』の最終回には驚いた。宇宙恐竜ゼットンはめちゃめちゃ強かったのだ。どんな技を出しても手も足もでないウルトラマンはカラータイマーを割られて戦闘不能になった。まあゾフィーが来て助けてくれたのだが・・・
僕はそれ以来ゼットンには敬意というか恐怖を感じている。
メモパッド・スクエア ゼットンから感じること
そんな僕だからゼットンには、何か得体の知れないオーラを感じる。このブログを読んでくださっている読者のみなさんの上司もちょうど50歳から60歳くらいの人だと思うので、これを逃す手はないと思います。
そんなわけで今日は「メモパッド・スクエア ゼットン」を紹介したいです。
みなさんの上司であるおじさんたちは、まんべんなんくゼットンが苦手です。苦手どころか、彼の強さに敬意の念を持っているはずです。普通のメモ用紙で伝言を書いてもピクリともしない感情をこれで揺り動かすことが出来ます。
このメモに「申し訳ないですが、ミスってしまいました。許してください。」みたいなことを書いておけば、普通なら怒られちゃうところが、「ゼットンが言うなら仕方ないか」というストーリーになると思います(笑)
『ウルトラマン』最終回「さらばウルトラマン」にて初登場した宇宙怪獣。
ネーミングは、ラテンアルファベット最後の文字である「Z」と、ひらがな最後の文字である「ん」の合成という最後の怪獣に相応しいネーミング。
モチーフはカミキリムシと「顔のない甲冑」(デザイナー成田亨の発言から)。過去ウルトラマンを苦しめた怪獣の特徴も各種に見受けられる(アントラーの角、レッドキングの腕など)
黒・銀のカラーリングは、メフィラス星人と同様、ウルトラマンに対するアンチテーゼである。
二つ名は「宇宙恐竜」だが、ご覧のように、通常「恐竜」と呼ばれる巨大爬虫類型の生物とは全く似ていない。この名称とのミスマッチが却ってこの怪獣の「底知れなさ」を高めていると言える。
「ゼットーン」という唸りのような声と「ピポポポポポ」という電子音?を発する。バックには「シュンシュンシュン」、あるいは「ヒュンヒュンヒュン」といった息づかい?も聞こえるが、総じて非生物的で「感情」らしきものが読み取れない。その無機質な顔と圧倒的な戦闘能力も相まって強烈な印象を残した。
「初めてウルトラマンを倒した怪獣」というインパクトは強烈で、数多のウルトラ怪獣の中でも屈指の知名度、人気を誇る。シリーズ放送開始から50年が経過した現在でも、ウルトラ戦士の前に立ちはだかる強敵という重要なポジションで登場してくることが多い。
やっぱり強気の発言をするときにはゼットンに助けてもらいたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。