錠剤を上手にカットできるハサミです
僕はここ数年痛みに耐えています。精神的な痛みではなく、肉体的な痛みです。一番長い痛みは親知らずを抜いた時のものでした。約1ヶ月間襲ってくる痛みと戦っていたのですが、最後にはあきらめてロキソニンに頼りました。
この薬を飲むと、嘘のように痛みが引いて活動できたり眠れたりするのです。同じように、精神的な痛みもすっきりと取り除く薬が市販されることを願っています。それはさておき、回復に向かっていくにつれて湧き上がってくる気持ちがあったのです。
それは「なんとか薬に頼らずにいきたい」という気持ちです。僕はこの錠剤を包丁で半分に切ったり、4分の1に切ったりして、自分の体の具合を確かめていたのですが、この薬、柔らかいんですよね。うまく包丁で切れずに粉々になってしまうんです。
そんな人の悩みを解決してくれる素敵な文房具を今日は紹介しますね。その名は『錠剤カットハサミSP』岐阜県関市の林刃物株式会社さんの自信作です。
錠剤カットハサミSPの使い方紹介
昨日は時間があったので、刃物の町:関市まで足を伸ばして楽しんできました。目的は「ウナギを食べること」と「錠剤カットハサミ」を購入することです。ウナギを食べ終わって、ナビで林刃物さんを目指して行ったのですが、土曜日はお休みでした。
残念でした。でも、もしやと思い『刃物会館』に行きましたら、とても目立つところで売っていました。新聞で報道された記事をラミネート加工してものをポップとして貼ってあったので、ひとめでわかりました。こういうの良いですよね。
それでは、使い方を紹介します。
- カットしたい錠剤を親指と人差し指で軽く持ちます
- 半分にカットしたい箇所をはさみます
- 固定出来たら、指を錠剤から離してください
- カット後の錠剤をつかめるようにハサミの下に手を添える
- 砕けないように軽い力でカットします
僕がカットしたかったロキソニンは非常に柔らかい錠剤なのですが、上記の手順に沿ってカットしたら砕けることなく綺麗に出来ました。包丁のカットとは切れ味が違いますね。さすが錠剤カットハサミSPですね。SPはスペシャルかな。
よくよくこのハサミを観察してみると、錠剤を切る部分が非常に薄い刃になっていて柔らかくて切りにくいタイプのものもカミソリで切り落とすようにカット出来るような構造になっていることがよくわかります。テクノロジーの塊のハサミなのです。
このハサミのスペック紹介です
[品番]51072
[ JAN]4977530510728
[仕様]刃長:約 14mm / 全長:120mm / 重量:29g
[材質]刃:ステンレス刃物鋼(SUS420J2)
ハンドル:PP.GF(ガラス繊維入りポリプロピレン)
[医療機器分類]雑品類
[日本製] [価格]1,300 円(税別)
ハンドル部分にガラス繊維入り樹脂が使われています。この樹脂は強度が普通の樹脂よりも、高いのですが樹脂の射出成形時の原材料フローと仕上げに注意しないとケバ立ったりするので使いにくいのです。
品質に自信のある林刃物さんならではの材料チョイスです。さすがですね。こういう部分に着目すると、このハサミの凄さが見えてきます。
僕自身、こんな『錠剤カットハサミ』を買う日がくるとは、思ってもみませんでした。でも、年代によって必要となる道具が変化する証拠ですよね。これからどんな文房具が僕に必要になるのか楽しみです。
『錠剤カットハサミSP』が欲しい方はこちらからどうぞ
(注意)錠剤は割ってしまうと効果発現に支障があるものがあります。割っていいかどうかは医師または薬剤師に確認してからにしてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の皆さんに感謝です。