「昭和じゃあるまいし、社会人って電卓いらないでしょ!」僕もそう思ってました。ところが、実際の職場ではパソコンほどではないにしろ、今だに大活躍している文具なのです。面白いですよね。今日は「電卓」にスポットを当てます。
早速ですが、お勧め電卓のベスト5
1位、キャノン 12桁電卓 HS-1220TUG
12桁で性能の割に価格の安いところが支持されているんでしょうね。アマゾンのランキングで堂々のトップです。
2位、キャノン 12桁大型卓上電卓 HS−1201T フラットデザイン
最近、このフラットデザインをよく見るなぁ〜。薄いのが人気の秘密ですよね。1位と2位は超売れ筋商品ですが、ここからは私感が入りますのでご了承ください。
3位、 カシオ テンキー電卓 ジャストタイプ 12桁 MZ−20SR−N
やっぱりテンキー電卓に憧れますよね。いいんじゃないでしょうか?パソコンとつなぐだけでテンキーに早変わり。いけてますよね。
4位、カシオ ツイン液晶電卓 ミニジャストタイプ MV−220W−N
このツイン液晶もすごいのだが、ボタンに注目してもらいたい。「億」「万」というボタンがあるのがお分かりになると思う。金額計算がめちゃめちゃ便利なのだ。もうゼロの数を数え直さなくていい、最高のお供になる電卓だ。僕はこのタイプを使ってます。
5位、カシオ 電卓 S100
電卓の最高級品です。この件は、以前のブログに恥ずかしくなるくらいに書いたので、それを参照願います。
電卓が登場するまでは、こんな状態だった。
電卓が開発される以前においては、計算は主としてそろばん、計算尺、手動式加算機の他、機械式計算機、電動計算機が使われた。
こうした中で1957年11月、カシオはリレーを使った計算機Casio 14-Aを開発、販売した。リレーとは、継電器のことで電磁石の動作によっていくつかのスイッチの接点を開閉させるものである。
14-Aは、リレーを342個使った「純」国産の計算機であった。 14-Aの14は、14桁計算ができること、Aは最初の計算機という意味である。 14-Aのサイズは78(H)×108(W)×44.5(D)cm。140kg。価格は48万5千円だった。当時、既にテンキー方式を既に採用していた。
1959年5月には自動開平計算機能を装備した後継機 14-B が発売された。理科大の博物館にはこの 14-B が展示されている。
カシオはリレー計算機で計算機の市場をリードした結果、半導体を使った電卓の市場への参入に出遅れることとなる。東京理科大学生涯学習センター「コンピュータの歴史」講演資料より
そろばんは見た事ある方が多いと思いますが、計算尺、手動式加算機となると認知度はぐっと低くなると思います。僕は入社した時に上司が計算尺を持っていて、定規を使って計算する姿にびっくりした思い出があります。もうないよね〜。
そろそろ電卓特集を終わります。新入社員に持ってもらいたい文房具のベスト10に電卓が入っていないじゃないか!というメッセージをいただきましたので、緊急企画を開催いたしました。楽しんでいただけたでしょうか?また、企画しますね!
この記事は去年の夏に書いたものをリライトしました。まさか、自分が経理に異動するとは思いませんでしたので、感慨深い思いを乗せてお送りします。