「シャープ芯」って、美しいですよね。なんとなく黒髪的な艶やかさがあって見惚れてしまいます。ちょっと間違えると噛んでしまいそうになりませんか?そこには重大な秘密があったのです。今日は「シャープ芯」の美しさの秘密に迫ります!お楽しみに~♪
参考文献は、こちら!
美しさの秘密は製造工程にあった!
トンボ鉛筆のHPの中に「トンボKIDS」があります。その中にシャープ芯工場を紹介しているページがありますので、それに沿って製造工程を紹介していきたいと思います。そこにある簡単イラスト付きで紹介いたします。
シャープ芯(しん)は鉛筆(えんぴつ)の芯(しん)をただ細くしただけと思ってしまいがちなのですが、実はそうではありません。鉛筆(えんぴつ)の芯(しん)は黒鉛(こくえん)と粘土(ねんど)をまぜ合わせてつくっていますが、シャープ芯(しん)は黒鉛(こくえん)と、細くしても折れにくいように粘土(ねんど)の代わりに樹脂(じゅし)をまぜ合わせてつくっています。
1、まぜる
黒鉛(こくえん)と樹脂(じゅし)をミキサーでよくまぜ合わせます。その後さらによく練ります
2、芯(しん)のかたちにする。
熱を加えて、芯(しん)を細い穴(あな)からおし出し、長さをそろえながら1本1本切りはなします。このとき、この後の工程(こうてい)で芯(しん)の体積がちぢむことを考えて、芯(しん)の径を決めます。
3、焼く。
丸い容器に入れて1000℃以上の高温で焼き上げます。
4、油をしみこませる。
芯(しん)を油につけてしみこませます。
そうすることによりなめらかに書ける芯(しん)が出来上がります。
5、ケースに詰めて完成です。
ケースに芯(しん)をつめて完成です!
なるほど!わかりました!
シャープ芯の美しさは樹脂を混ぜて作っているものを、高温で焼き上げ、含油させているからなんですね。特に油を浸み込ませていることが光沢を呼んでいる一番大きな理由かも知れません。
なんでも美しいのには理由があるんですね♪(^^)
この油を浸み込ませていることで得られている光沢や滑らかさは、ちょっとした潤滑剤として使えそうですよね。ちょっとだけこういう知識を持っていると、いろいろなことに応用出来ますし、間違っても舐めようとは思いませんね。気をつけてくださいね。
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