僕の会社には従業員の安全を祈願する意味で、至る所に「神棚」があります。以前、勤めていた別棟の部署にはなかったので「神棚がないですよ!」と上申したら、すぐに設置してくれて、神主さんを呼んでお祓いまでしてくれました。
ある意味、とっても良い会社だと思うのですが、「お榊(さかき)」について、先日総務部と揉めました。僕にとってはささやかなことだったのだが、おじいさんにとっては大事なことで、こんなに揉めるとは思わなかったので、ブログに書いておきます。
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その総務のおじいさんは毎日「お榊(さかき)」の水を取り替えております。結構な高さにあるので、はしごを持ってきて取り替え作業をしています。一人でやっているので見るたびに「危ないなぁ」と感じていました。
ふと、思い返すと、僕の昔いた職場では水の取り替えをしていたのを見たことありません。そうです、「造花」だったのです。僕はそこを確認してから、おじいさんに「造花」にすれば手間がかからずに良いよと教えてあげました。
おじいさんは烈火のごとく怒った気持ちは少しも表に出さず「神様に申し訳ないかなと思ってさ」とクールに答えました。僕はすかさず、そのおじいさんの取り替え作業が危ないので、いつか落ちて骨を折ると予言してあげたのです。
おじいさんは切れました。「骨折るよ」という言葉に切れたのです。
なんとも大人気ないおじいさんですが、こういう人はたくさんいるので仕方ないです。僕はあきらめて仕事に戻りました。ちょっと振り返ってみると僕にも悪いところがあったかも知れません。今後、気をつけたいと思います。
あれから数日経過しますが、いまのところおじいさんの落下事故の報告はありません。
「お榊」は手軽でスーパーみたいなところにも売っているそうです。僕は今まで興味がなかったので気がつきませんでした。基本、買いませんが、この木を今後注意深く見ていきたいと思います。そして神棚には造花運動を展開したいです!