文房具の未来を考えていると、今使っているものが生き残るのかどうかが気になってきます。「この文房具、10年後も生き残っているだろうか?どんな形になっているのだろうか?」そんなことが気になります。
シャープペンシルは無くなっているでしょうね。音声認識が出来るようになって、小声で話し掛けるだけで文字を転写してくれるようなものに変わっていると思います。口パクだけでも行けるかな?考えただけでもワクワクしますよね。
でも、このシャープペンシルは最後まで生き残ると思います。それが、「プラチナ万年筆:プレスマン」です。このロングセラーのシャープペンシルはトラディショナルですが、最高なんですよ!
プレスマンの紹介
1978年(昭和53年)発売の超ロングセラー商品「プレスマン」ですが、元々、新聞社や雑誌社など取材記者向けの「速記用」として発売され、今でも根強い人気を誇る隠れた名品!?です。
折れにくく速記に強い0.9ミリ仕様。 しかも速記時のストレスを解消する為、滑らかな2Bの芯を標準搭載しています! はっきり言って、外観はダサい(笑)です。それは認めます(笑)
同じダサくてもパイロットのジムノ等とは違い「質感」を求めるタイプの製品では無いと申し上げておきます。大昔からある、何の変哲も無いシャープペンですが、このプレスマンには根強いファンがおられます。
「色々買って試したけど、結局これが一番よく使ってる・・・」との声も。
「速記用」と銘打っているだけあって、昔から各種取材でペンを取る方々や得意先でメモを取る営業職の方々にプレスマンの愛用者が多いと言われて来ましたが、スミ利では、オフィスで各種の電話応対の仕事をされている方々からの注文が最も多くなっています!
そして、普通の文具類は全般的に男性ユーザーさんの割合が多い中、プレスマンに関してはヘビーユーザー様(まとめ買いされる様なお客様)の実に半数近くが女性ユーザー様なのです(スミ利での話しですが・・・)。
シャープは各メーカーの調査で、男性が濃く太い芯を好み、女性が薄く細い芯を好む傾向が実証されていますが、プレスマンの販売実績に関してはその逆の結果が(笑)。面白いですね!シャープとしてでは無く、「プレスマンという筆記具」として選択される方が多いのかも知れません。
また、普通のシャープペンだと、本体は1本だけ購入されるケースが大半ですが、プレスマンの場合はお一人で本体を2~5本、中には10本以上もまとめて購入されるケースが多いのも特徴です。(スミ利文具店より)
お勧めする理由
新聞記者の速記用に開発された名器「プレスマン」。この人気は衰えません。スタイルは古めかしいですが、そこが良いんだというファンもいます。勿論、僕もその一人、書きやすくて仕方ないよね。
僕は3本ほど持っていると思います。適当なところに置いたり保管したりしているので定かではありませんが、あると安心できる筆記具のひとつです。たくさんの0.9mmシャープペンシルが出ましたが。「プレスマン」良いですよね。