『本と文房具とスグレモノ』

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青色と灰色と緑色が美しく混ざり合ったインク「インク工房123」

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久しぶりにセーラー万年筆のインク工房123を試してみました。確か、購入して家に置いてあるはずなのですが、探してもないです(笑)。行きつけの文房具屋さんのペンズアレイタケウチさんの試し書きコーナーで使わせていただきました。なんともいい色だなぁ。

間違いなく文字を書くものいいと思いますが、彩色用に持っていて使うのもアリなんじゃないかなと思います。一体何色と言えばいいのでしょうか。青色と灰色と緑色が美しく混ざり合った幽玄な世界を演出していますね。いつまで見ていても飽きないです。

こういうインクを開発できる人、そして販売できる人、羨ましいです。

やっぱり紙の上に塗りたくってみるといい色合いが良くわかります。僕は、中学生の頃に万年筆インクで書い手紙をもらったことがあります。字を書くとなると決まって鉛筆、それ以外の特別な時にはボールペンで書いていた僕にとってそれは別次元の世界でした。

インクの液だまりがとても素敵で見とれてしまいました。その頃に、僕も雑誌の付録で万年筆をもらったのですが全く使いこなせないまま筆記具として機能しなくなってしまいました。加熱したら使えるようになるかな?と思いライターの火を近づけたら焦げちゃいました。

そんな苦い経験をして今に至ります。

もうこれ以上、年齢を重ねなくてもいいかなと思うくらい歳を取ったので、ゆっくりと万年筆インクを楽しむ時間をもらってもいいかなぁと思います。そんな僕にとって、どんどん新しい種類が増え続けるインクの世界は楽しみでなりません。
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