今日は久しぶりに普段持ち歩く万年筆のラインアップを見直してみましたので、その経緯などを合わせて紹介しますね。万年筆はインクでさらさら書けるので、最も筆記に適した、そしてストレスの無い道具ですので、みなさんに広く知ってもらいたいです。
僕は40歳の半ばまで万年筆を一切使いませんでした。素敵な筆記具というイメージはなくて、手入れが必要な面倒な道具、さらに言えばお金持ちの道楽みたいに考えていたんです。そんな風に思っている人いますよね?
でも、ペンズアレイタケウチさんにとても美しい万年筆を探し出してもらってから、僕の筆記具に対する概念が大きく変わりました。今では万年筆は僕の体の一部といっても良いくらいの手放せない存在です。そんなエピソードも紹介しますね。
パイロットのキャップレス万年筆:絣(かすり)です
普段使いの万年筆のトップバッターは、パイロットのキャップレス万年筆『絣(かすり)』です。この万年筆は、キャップを外す手間がなく、すぐに書くことが出来るので普段使いの万年筆としては最高に優秀だと思います。レスポンス抜群なのです。
僕の周囲でも愛用者が多いです。僕はMつまり中字のペン先をセレクトしているので、多めにインクが出てきて、ぬるぬるっという感じで書けます。相性の良い素敵な紙に書くと、その性能は格段に証明されます。いつまでも書いていたいペンです。
僕は毎日このキャップレス万年筆を使って、サインしたり、手紙を書いたり、メモを残すチャンスを狙っているのですが、なかなか思うように出番が登場しません。このエース級の選手に出場機会を与えてくれるヒントがありましたら、是非教えてください。
手帳書きに使うキャップレス万年筆の『デシモ』です
ペンズアレイタケウチさんのGMコレクションが試し書き用として飾ってあるのですが、先日心ない人に持って行かれてしまいました。ぜひ、返していただきたいです。早々に名乗り出るか、そっと元の場所に返してもらいたいです。
それかそっと僕に連絡してくだされば、僕の方から返しておきます。大丈夫です、守秘義務は守りますから。よろしくお願いいたします。そうでないと、この万年筆を持っていくたびに何となく後ろめたい気分になるんですよね。
このキャップレス万年筆は手帳書き用に買ったものです。EFという極細のペン先が装備されています。書き味もカリカリしていて、細かい手帳の筆記に最適です。軸も細身で持ち易いんですよ。是非とも試し書きしてみてください。好きになりますよ。
朱入れ万年筆『ペリカン:グリーンオーグリーン』
僕が朱入れ用の万年筆を探していたときに目の前に飛び込んできたのが、これだったのです。ペンズアレイさんで運命的な出会いをしました。店長から「個体差があるから、どの娘にするの?」と聞かれてとても迷ったことを思い出します。
それほどモテたことがなかったので、女の子選びたい放題という設定は初めてでしたので、喉が渇いて声が出なくなるくらいに緊張して、この娘を選びました。それ以来、ずっとそばにいて安定的な働きをしてくれています。バビル二世のロデム的存在です。
一本刺しに入れて持ち運んでいますが、どこに行くにも測量野帳とセットで持っていて、思いつくままに書き連ねております。そして普段は朱入れ用としてフル活用しています。こんなにフルで使うことになるなんて夢にも思いませんでした。
全部で6本なんですが、今日はこの3本を紹介です。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。