岡崎市にある老舗文房具店:ペンズアレイタケウチさんは、僕が毎週足繁く通う素敵なお店です。この万年筆展示場に素敵な万年筆が飾ってありました。「これって、あれじゃない!」僕は思わず叫んでしまいました。
これで分かる人は少ないとおもいますが、何が言いたかったかというと、「この万年筆は、今月号の趣味の文具箱に掲載されていたヴィスコンティのウォーターマークデモではないでしょうか?」という意味です。
旧店長のGMが笑っておられましたが、まさにそうでした。雑誌で見ても美しいですが、本物はもっと美しです。これには本当にビックリしました。最近綺麗な女性も久しく見ていないので、とっても嬉しかったです。
万年筆は永遠の恋人、永遠のパートナー
こういうことを書くとまた嫌われてしまうかも知れませんが、「万年筆は永遠の恋人」だと思ってます。書けば書くほど手に馴染んできて、使う人のクセに合わせてくれる。さらには決して劣化しない恐ろしいほどの魅力を持った筆記具なのです。
僕も万年筆には数十万円投資してますが、全く後悔しておりません。そもそも力を入れずに書けるので手に対する負担がありません。年賀状を100枚くらい書いただけでは、手が痛くなる気配すらありません。
原稿用紙に何百枚も書く作家さんたちも愛用者が多いらしいですよ。
素敵な筆記具を見つける楽しみ
文房具好きの僕のところによくこんな問い合わせがきます。「書きやすい筆記具ないですか?」「自分にあった筆記具を探すにはどうしたらいいですか?」こんな時はどう答えたらいいんでしょうか?僕はあまり答えられていないです。
だって、そんなのはその人でないとわからないことですからね。
でも、それを求めて探し続ける「楽しみ」もあっていいとおもいます。さらには進化する自分に合わせて、変化していく筆記具に出会えるはずです。そこも楽しみですよね。