- 久々に死ぬほど笑った「文房具本」を紹介します
- 最高に面白い「きだてワールド」の一部を紹介します
- 『愛しの駄文具』内容紹介
- 出版社からのコメント
- 合わせて読みたい「きだてたくワールド」
- さらに合わせて読みたい「文房具本」のブログ記事
久々に死ぬほど笑った「文房具本」を紹介します
きだてたくさんは、自称世界一の色文具コレクション(5000点以上)に囲まれて暮らしている僕らから見たら偉人だが、世間から見たら奇人だ。トークも文章も本当にキレキレで面白い。せっかくの夏休みなので、彼の本を再読することにした。
その本は、『愛しき駄文具(いとしきだぶんぐ)』である。
あまりに面白い文章と写真に声をあげて笑っていると、家族が集まってきてみせろと怒っている。仕方なく見せると彼女たちも大笑いしている。世界共通の笑いがここにある。きだてワールド恐るべしという感じだ。
文房具好きならば、絶対に押さえておきたい一冊である。さらに言えば、家族の間に冷たい風が吹いているならば、こういう本を潤滑剤にして体制の立て直しを図るべきだと思う(チャレンジはしない方がいいかも・・・笑)
最高に面白い「きだてワールド」の一部を紹介します
上の画像は「鉛筆削り」です。あまりにマニアな文房具なので見たことある人は好きないと思います。申し訳ないですが、本編では「黒猫」ですが「白猫」で行かせてもらいます。では、本文を引用します。
かわいい黒猫の鉛筆削り。穴がそこにしか開いていないので、ピンと尻尾を立てたお尻にぷすっと鉛筆を挿す。すると「ニャーオ・・・ニャーオ・・・」と鳴くのだ。それはもう切なげな悲しげな声で。あまりの罪悪感ですぐに鉛筆を抜いてしまい、結果としてまだこの鉛筆けずりで一本も削ったことがない。ところでパッケージには「この製品を作るにあたっては実物の猫には危害を与えていません」と謎の注意書きが。一体どういうことだろうか?
僕にはこんな文章を書く自信がない。天才きだてたくは孤高の人なのである
。
『愛しの駄文具』内容紹介
不便で、ぼんくらで、ムダばかりで、でも楽しい。
おしゃれと紙一重?のジャンクでおかしな文房具「駄文具」。
日本一の迷文房具コレクターが厳選した、
見るものを戸惑わせる謎の品々80点の鑑賞ポイントを、
美しい写真&ツッコミで解説!
パラパラ見ているだけで楽しくなる異色の文具図鑑です。
マグネットコレクター、消しゴムコレクターへのインタビューも収録。
出版社からのコメント
「人は文房具に何を求めるのか」という根本的な問題を置き去りにした、国内外の新旧の珍文房具を集めたかわいい一冊です。見どころは、一品一品撮り下ろしたオールカラーのムダなまでに美しい写真と、謎の文房具の存在理由に真正面から挑んだ解説。まさに解答のない、「どーしてこうなった?」の世界をお楽しみください!
合わせて読みたい「きだてたくワールド」
先日、撮影した「きだてたくさん」の写真。
(説明するまでもないですが向かって左がきだてさん、右は僕です)