書けなくなったボールペンを復活させる方法
それはまだ昭和の時代、ボールペンは性能が悪かった。特に廉価で大量に販売しているものは粗悪なモノが多かった。そのことを知っている人すら、最近では少なくなっているのかも知れません。でも、僕はずっと覚えています。
親父がパチンコで勝った景品に家庭に持ち込んだと思われるBICの廉価版のボールペンが何十本も家に置いてあった。その中には、5本に1本くらいの割合で書けないモノが混じっていた。僕はそれを何とか書けないか試行錯誤していた。
色々工夫して書けるようになったパターンを、覚えているかぎりでブログにアップしておく。一応、インターネットで確認して根拠のないモノは削除しておいたので安心してもらいたい。
1、ペン先を温める。
一番効果があった方法は、「ペン先を温める」でした。火で加熱することも何度か試みたが、煤で黒くなったり、プラスチック部分が溶けたりするので、あまりお勧めできない。体温やお湯くらいで温めるのが一番良いみたいだ。
2、何度もぐるぐると書いてみる。
ぐりぐり円を書くように書いているとインクが出てくるものがある。なるべく摩擦の大きな紙で書いてやると良いみたいだ。ちょっと力を入れたり、抜いたりするのも一つの手段だ。これは2番目に有効だった。
3、体温計みたいに振って、ペン先を下に向けておく。
空気が入ってしまって書けないモノには有効な手段だったみたいだが、一体どれがインクが出なかったペンだったのかよく分からなくなってしまうことが常だったので、効果がイマイチ確認出来なかった。これが3番目です。
ボールペンを長く使おうと思ったら、きちんとキャップを締めておくことをお勧めします。当たり前ですが、先端が乾燥したり、インクが劣化することで書けなくなります。また、空気が入るのも良くないので、上向き保管は止めましょう!
今日のブログ写真は「三菱鉛筆:ジェットストリーム」です。
日本が誇る最高のボールペンです!