僕はこのボールペンをなめてました。だから高校生の時に母親からもらった時にも「こんなダサい子供っぽいペンなんか使うか?」と思ってました。でも、書いたら驚きの書き味であっという間に虜(とりこ)になりました。そんな思い出の文房具です。
その当時のものではないと思いますが、僕が持っているのを久しぶりに書いてみたんですが、確かもっとぬるぬる感があったけどなぁという感じがします。やっぱり新しいのを購入して確認してみますね。あの頃の感動をもう一度味わってみます。
高校生の頃に感じた驚きの発色とクッション性とぬるぬる感を大人になった今、もう一度感じたいです。あの頃は安価なボールペンばかり使っていたので、性能の良いボールペンに飢えていたんだと思います。懐かしい感覚だなぁ(*^_^*)
どうしてこんな色のボデーなんだろう?
そんなわけで愛してやまない『ぺんてるのボールPentel B100』なんですけれども、どうしてこんな色をしているか知っていますか。赤色でも青色でも黒色でもない緑色の軸って珍しいですよね。でも、ここには秘密があるんです。
まあ、たいした秘密ではありません。実はその当時はインクの色をボデー色で表すのが一般的だったそうです。つまり、黒なら軸の色も黒、赤なら軸の色も赤といった感じです。そこを覆すような強烈な緑色のボデーカラーで若者層を狙ったそうです。
そしてその当時の若者層の心をしっかりと掴んで大人気ボールペンになったそうなんです。確かにデザインという面でいくと、何十年も経過しているのに全く色あせないエクセレントなデザインだということがよくわかりますよね。
世界初の樹脂チップの水性ボールペンです
僕が子供の頃に感じた書き味のぬるぬる感は、この金属ボールを包み込む樹脂チップのおかげだったんですよね。(写真のペン先は老朽化してしまって本来の樹脂の色が出ていません。申し訳ありません)くっきり書けて、僕は大好きでしたよ!
まあ確かに樹脂と金属では紙に対する当たり具合の感触も全く違います。とっても柔らかい紙当たりを実現させた樹脂チップの開発には相当なエネルギーを使ったでしょうね。本当に頭が下がる思いです。
ロングセラーで最先端を走り続ける文房具であるのには理由があります。やっぱり良いから生き残るんですよね。ちょっとこういう素敵文房具を定期的に振り返って味わってみたいと思います。文房具のことがもっと好きになるかもしれませんよね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。感謝です。
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