僕は昔の文房具を見るたり触ったりするのが大好きです。そうすることによってまるでその時代に行ったかのように思いめぐらすことが出来ますし、僕たちの今の「進化」を実感出来るからです。今日は、温故知新~穴あけパンチ編~です。
古い穴明けパンチで昔に戻ってみる。
この穴明けパンチ、よくわかりませんが昭和30年くらいに日本に入ってきたものらしいです。津島にある「25ris(にこりす)」さんというお店で買いました。それから、ずっとベットサイドに置いて、寝る前に眺めて楽しんでいます。
とにかく重たいですし、裏蓋のパンチかすを受ける部分は金属で不安定だし、数枚しか穴を開けることが出来ないし・・・と、不便極まりないですが、この当時にしては画期的な文具だったに違いありません。この形が進化して今もありますからね。
当時の主流は千枚通しだったのでしょうかね?実家に帰った時に親父に聞いてみようと思います。この古い穴明けパンチを持ち上げたり眺めたりしていると、当時の人の思いとか、新しいモノを開発した喜びとか、色々思い巡らせてしまうんですよね。
最新の穴明けパンチ事情
上に記載してあります「カール事務器」さんのHPから入っていただくと分かりますが、新しいアルミ素材の穴あけパンチが出ます。驚くほど軽いです。そしてここまでスタイリッシュにする必要があったのかな?と思うくらい斬新なデザイン。
ここまでやるなら上面を鏡にしてしまったら女性に受けるんじゃないかなとも思いました。その新しい穴明けパンチの名前は、『MR.PUNCH(ミスター・パンチ)』
僕が会社に入った頃の思い出
僕が会社に入った頃は、職場が紙で埋もれていました。まだまだパソコンが完全に普及していなくて、「情報は紙で!」という時代だったんです。ですから、その山の中から必要な情報を探すことも仕事のようにして毎日格闘していました。
そんな中、穴明けパンチも酷使されていました。大型のパンチを買っても、数ヶ月で壊れてしまいます。出来るだけ沢山紙をセットして、体重を乗せて穴を開けるのですから壊れてしまうの当たり前ですよね。
今では職場でそんなニーズもなくなりました。紙の量も格段に減りました。最近ではデスクの上が書類(紙)の山という人も見なくなりましたよね。でも、いまだに職場には大型の穴あけパンチが残っているんですよ~。
温故知新!古い文具で今を知る。
穴明けパンチは驚くほど「進化」しました。軽くなって、性能も上がって、かっこよくなって、・・・でもそれと共にニーズも変わってきているんですね。これからは、よりパーソナルな文具が求められる時代なのかも知れません。
昔、苦労してやっていたことを、今では簡単に出来てしまう。僕たちはその短縮された時間をもっと大事に使わなくてはならないと感じます。雑事を払いのけて、本質に集中するということです。
こんな風に古い文具を見ている色々なことが頭に浮かびます。これぞまさに温故知新です。こんな気持ちを大事にして、これからも古い文房具を眺めていきたいと考えております。
ちなみに、現在の僕の愛用はこれです!
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最後まで読んでいただきましてありがとうございます。感謝します。