僕は「文具」と「文房具」の違いをはっきりとさせて、出来れば使い分けてもらいたいと考えています。だって微妙ですよね。文具屋は聞かないけど文房具屋はたくさんある。でも、看板は文具と文房具が入り乱れている。とにかく、はっきりしたいです!
そんなことを考えているのは僕だけでしょうか?「文具」は「文房具」の略語のように使われたりしますが、本当にそれでいいのでしょうか?今日はそれぞれの語源から入って解明の旅に終止符を打ちたいと思います。
今日、紹介しているこの記事は2015年に書いたブログ記事のリライト版です。この記事、爆発することはないのですが、コツコツと長く読んでいただいているんです。この、はっきりさせたい!という僕の気持ちが読者の方に伝わっているのかな?
そんな風に前向きに考えながら、ブログを書き綴っていきますね。
まずは、「文具」「文房具」の語源から
ところで、「文房具」と「文具」という2つの言葉があります。文房具を縮めた表現が文具なのかと思っていましたが、それぞれ語源が微妙に違っているようです。
この語源の違い、ご存知でしたか?
・文房具 : 文房(書斎)において最も重要な、筆・墨・硯・紙のこと
・文具 : 書斎における必需品の総称
もともとの語源は、文房具は筆・墨・硯・紙の4点だけを指し、
もっと広い範囲をカバーする言葉が文具のようです。
(参考サイト:文房具屋さんドットコム )
そうなんだ!文房具は筆・墨・硯・紙の4点だけを指す言葉だったんですね。現代に直すと筆記具・インク・ノート・手帳などを総称して「文房具」と言って良いでしょうね。それ以外の部分を大きくカバーする言葉は「文具」で良いでしょう。
ここで「文具」と「文房具」の使い分けを考える。
それではここで冒頭の課題でありました。「文具」と「文房具」の使い分けについて考察して行きましょう!僕の腹はほぼ決まっていますけどね。
「文房具」・・・筆記具を軸にした執筆活動に使う道具。
「文具」 ・・・学習・事務などに使う道具の総称。
簡単に言えば大きな「文具」という枠のなかに「文房具」があるというイメージです。今後は筆記具を軸とした部分から外れるときには「文具」と呼べばちょうどいいように思います。僕の考察はいかがでしたでしょうか?
この「文具」と「文房具」の言葉へのこだわりは・・・もしかして僕だけでしょうか?
たかが、こんな言葉の違いなのですが、知っていて使い分けるって素敵なことだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。読者の方に感謝です。