先日、トンボ鉛筆の加圧式ボールペン「エアプレス」の紹介をこのブログでさせていただきました。その時にライバルとして調査したのが三菱鉛筆の「パワータンク」でしたが、ちょっとその性能に心揺り動かされたので紹介しますね。
雨や雪、氷点下など過酷な環境でも書ける加圧式ボールペンは、タフさにかけては天下一品です。書けなくなってイライラするというストレスを吹き飛ばしてくれる筆記具は、みんなが待ち焦がれていたことでしょうね。素晴らしいと思います。
工場や作業現場などではすっかり定番になっているそうなので、今日の僕の文房具ブログでは、このパワータンクの0.5mmが発売された時のプレスリリースをベースにして、三菱鉛筆の「パワータンク」の素晴らしさを紹介していきますね。
では、まずはそのプレスリリースから紹介します。
2011年の三菱鉛筆のプレスリリースから紹介します
「パワータンク」は、独自のインク加圧技術を活かした油性ボールペンとして2001年1月に発売いたしました。雨や雪、氷点下など、屋外での過酷な環境でも書けるという特長により、日本だけでなく海外においても、ご好評頂いております。
机がないところで筆記すると、何気ないうちにペン先を水平より上に傾けて筆記してしまい、「上向き筆記」となってしまうことがあります。普通のボールペンで上向き筆記をした場合、ペン先より空気を巻き込んでしまいインクが出なくなる原因となります。しかし、「パワータンク」はインクを常に圧縮空気で押し出すことで、書き続けることができます。
従来は0.7mmと1.0mmという2種類の字幅でしたが、近年、極細字のニーズが拡大していることから、今回新たに、「パワータンク極細0.5mm」を発売いたします。普通のボールペンでは書き続けられない上向きや氷点下での筆記など加圧ボールペンの優れた特長はそのままに、「細く濃い」描線を実現しました。このような商品特長より、屋外や立ち仕事をする方に最適な極細加圧ボールペンです。
2001年発売ですから、なんと18年も経過しているんですね。でも、今でも完全と文房具店のアリーナ席に居座るロングランボールペンのひとつです。インクの好き嫌いを言う前に、こういうボールペンを大事にしてあげたいです。
パワータンクの商品特長を紹介します
参考【パワータンクの商品特長】
① 上向きでも書ける
普通のボールペンは重力によってインクをペン先から出しているため、ペン先が水平から少しでも上を向いた状態で書くと、ペン先からリフィル内部に空気が入りこみ、書き続けることができなくなります。「パワータンク」は、専用インクを3000hPa(約3気圧)の圧縮空気で常に押し出しているので、上向きで書いてもペン先から空気が入ることなく書き続けることができます。(※図1参照)
② 濡れた紙にも書ける
普通のボールペンではペン先から水を巻き込みインクが出なくなりますが、圧縮空気でインクを押し出し続けているので、ペン先からの水の浸入を防ぎ、水場の仕事や雨天時の屋外での作業時でも書くことができます。
③ マイナス20℃でも書ける
普通のインクでは粘度が高くなり書きにくい氷点下の環境でも、粘度が高くなったインクを加圧することによりインクを流出させ、筆記することが可能です。
その他、速書きしても線切れしない、インクジェット用紙やカラーコピーの印刷面に書きやすい等、専用インクを加圧していることによって様々な特徴があります。
本当に氷点下でも書けるんですよ。冬になって雪が降ったら実験してみたいと思います。こういうタフな環境でもちゃんと書けると本当に嬉しいですよね。タフな環境は鉛筆しか無理かなと思っていただけに、素敵な相棒になりそうです。
みなさんも氷点下実験やってみてくださいね。
1.0mm、0.7mm、0.5mmのラインアップがありますので、お好みでお使いください。
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