『本と文房具とスグレモノ』

文房具は、身近で安価で即効性のある成長アイテムです。毎日、情報を発信してます。

『神戸ペンショー』に行って文房具の未来を考えた

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 この時代、ゆっくり寝てはいられない

2019年11月24日(日)神戸で開催された『神戸ペンショー』に行って来ました。文房具のイベントとしてはマイナーなんでしょうけど、とても刺激を受けました。文房具を並んで買うだけのイベントとは(失礼)一線を画す素晴らしさです。

この場所で大いに刺激を受けましたので、今後の僕の文房具活動も変わってくると思います。さらには、ブログに書く文章も変わってくるはずです。この部分は振り返ってみないと自分ではわからないので読者の皆さん、ご協力お願いします。

それでは、この興奮を順にブログに落としていきたいと思います。賛否両論、いろいろあるとは思いますが、まずは僕の意見ですので読んでみてくださいね。これから生き残りをかけた熾烈な戦いが始まりますので、それに備えているだけです。

この戦いは相手を全滅させるとか、一人勝ちするとか、そんな戦いではありませんので、その部分は安心していただきたいです。文房具はこれから、どんどんスピードを上げて進化して変化してしまうだけなのですから。

ここからは、僕がこの日、神戸でつらつら考えたことを書きますね。

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インク、万年筆、そしてそれを書く紙の行方

驚くほど急激に、素晴らしい「インク」「万年筆」「紙」が市場に出回ってます。僕はこの状態を、なんて自由で豊かな世界なんだと声に出して言いたいです。選択できること、そしてその幅が広いことが自由なのです。

「インク」は、パーソナルな心象を映し出すような色合いが登場しています。自分だけにオリジナル色まで作り出せる時代なのです。それで文字や絵を描くことが、僕らにどんな影響を与えるのか、もっと深く分析も出来るようになります。

そして「万年筆」、さらには「紙」の無限の組み合わせによって、アウトプットの成果までもコントロール出来るようになります。こんな未来は当然のように、すぐそこに横たわって僕らを待ち構えているんです。楽しみですよね。

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文房具は生き残るのか、絶滅するのか?

若年層の文房具離れは目立つので「文房具は絶滅する」と言われています。まあ、確かにそういう部分もあるわなぁと僕は冷静な目で見ていますし、僕は死ぬまで文房具を使い続けるので、あと30年くらいは大丈夫と思われます。

僕が子供の頃、なくなると思っていたものの中に「海水浴」があります。子供心に海洋汚染が進行して「海水浴」などという原始的な風習は必ずなくなり、どうしても泳ぎたい人はプールで泳ぐようになるはずだと予言しました。

しかしその予言は見事にハズレました。2019年現在でも、うちの娘たちは毎年派手な水着を買い「海水浴」出掛けていきます。これと同様の現象が文房具でも起こるんだろうなぁと思います。興味のない人には「文房具」は不要のものですでも、残ります。

「文房具」は細く長く生き残る、それが答えです。

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それならばどう対応するか?

文房具の世界で生き残る道は、どんな道があるのでしょうか?その部分を深く掘り下げてみたいと思います。ここはインクの世界を例にとって考えてみましょう。コストと希少性のあるなしです。

  1. 低価格であるが、希少性のあるインク
  2. 高額であり、希少性のあるインク
  3. 低価格であり、普通の色合いのインク
  4. 高額であり、希少性のないインク

4番は最初に市場から叩き出されます。つまり退場です。そして1番も市場からなくなります。売れてしまうからです。ということは、2番と3番が商品としての正しい姿を持っていて、生き残っていくということです。全くもって正しいと思います。

だから人は「希少性」を求めます。そこに「高額」をつけます。反対には「希少性」のないものは「汎用性」なので、どこででも買えるインクは安く作る工夫が実を結ぶと、それは「安価」で売れ続けることになります。そこには「希少性」は不要です。

大手メーカーは流通力もあるし、販売力もあるので「汎用性」「低価格」、小さなメーカーは「汎用性」「高額」で勝負するしかないです。だから、対応は明確です。小さなメーカーが局地戦で勝負なのです。

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それでも文房具はなくならない

最後になりましたが、そうはいっても文房具はなくなりません。万年筆もインクも、素敵な文房具は全て生き残るはずです。今の文房具に感謝しなくちゃね。

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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

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