受験の前の日にしっかりと準備して、絶対にこれだけは忘れたくないと思うのが「受験票」ですよね。だって、学校の先生からも「受験票を忘れるな!」と厳しく言われていたし、そもそもそれがないと受験する資格がないと思ってました。
僕も受験当日には「受験票」だけは忘れまいと何度も確認してから家を出たことを覚えています。しかしながら、そんなことは当然のことで「受験票」を忘れたからといって合否には影響しないと思います。忘れても何とかなるのです。
身内の恥とは言いませんが、僕の娘(長女)は高校受験のときに「受験票」を忘れていきましたので、その時の模様を聞いた限りのリアルさで実況したいと思いますので、よろしくお付合いくださいね。彼女は特に動揺しなかったそうです(笑)
それでは実況形式で始めますね!
高校受験の当日、彼女は公共交通機関の市バスを使って受験会場に向かいました。彼女は、起きることが出来て、さらには乗り慣れないバスの時間に間に合って、乗れただけで十分に満足したみたいです。バスの席も一番前に陣取り、気分上々でした。
会場入りして試験の時間が来るのを待っていると、アナウンスで受験票を机の右上に置いておくようにという指示がありました。そろそろ席につくかと思って、受験票を探すとないことに気がついたとのこと。ああ、家の机の上に置いてきちゃった(汗)
このままでは自分の席がどこかわからないと思ってパニックになりかけたみたいですが、ぽつんと空いていた誰も座っていない席があったので「ここだ!」と思いなにくわぬ顔で。その席に静かに座って待っておりました。
そのうち係りの人がまわってきて「受験票」をチェックが始まりました。当然、うちの娘の前には「受験票」がありません。係りの人がキョロキョロしているのを見て「どこを探しても受験票はないよ!」と冷静につぶやいていたそうです。
係りの人が恐る恐る「受験票は?」と聞いてきたので「忘れました」と返事をしたそうです。すると、係りの人の方が動揺して「大丈夫ですよ!心配しないでください。すぐに再発行しますからね。」と取り乱したとのことです。
なんでこの人が忘れたわけでもないのにこんなに動揺しているんだろう?と、娘は冷静に感じたそうですが、この取り乱したおじさんを見て「どうにかなるな!」と踏んで、娘は「受験票」を忘れたことを気にするのをやめたとのことです。
受験から帰ってきた娘は「受験票忘れたけど、みんな優しかった」と教えてくれましたが、家族として待っていた僕らは「完全に落ちたな」と思って、もう一校受験して合格した高校の入学金を払っておいて良かったと思ったものです。
しかしながら、普通に合格通知がやってきて、娘は無事に合格しました。この騒ぎは一体何だったんだろうか?という感じ。しかし「受験票」を忘れてもどっしりしていた娘は大物になるんだろうなぁと思いました。結構、大物です。
今日は、こんな感じのブログです。微妙に文房具にかすっているような感じです。最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。