「文化状差し」を買ってきました♪
「状差し」を知っていますか?
状差しとは、柱に掛けたりデスクに置いておいて受け取った書状などを入れておく文房具です。一時期はお店の伝票などは必ずこれでまとめられていて、一日の売り上げを集計したものです。僕も喫茶店のアルバイト時代お世話になりました。
でも、最近めっきり見なくなりましたね。まあ時代の流れですかね~そんな中、僕が生家から持ち出してきた文房具のひとつが「状差し」でした。取り壊しが決まったときにすぐに頭に浮かんだのがこれでしたからね。僕の思い出の文房具なのです。
カール事務器「両用状差し」で、昭和を想う - 「文房具ビズ@本と文房具とスグレモノ」
25ris(ニコリス)さんで買ってきた!
この僕の好きな「状差し」なんですが、25ris(ニコリス)さんでも売ってました。それも結構古そうで愛らしいものがありました。これは是非手元に置いておいて楽しみたいと思い買ってきました。良いモノに巡り会えて幸せです。
「文化状差」と、字が浮き出でた薄肉鋳造品がベースです。ほどよい重みもあっていい感じです。僕が大事にしている「状差し」と並べてベットサイドに展示したいと思います。これなら寝ぼけても刺さることがなくて安心ですね(笑)
バネ構造で安心設計!
この状差しのセンター部分は中実棒で先端がとがらせてあり、紙を刺すのに便利な形になっています。それを受ける外側の細パイプにはバネが仕込んであります。ぐいっと引っ張るとこのバネが効いて上に持ち上がりキャップの役割をしています。
「状差し」はちょっと危険な匂いがします。指とかをブスリとやってしまいそうな危険な匂いがするのです。刺さったらさぞ痛いだろうな~と想像するだけで気分が落ち込みます。そんな気弱な僕を十分にサポートしてくれる構造です。
昭和の人たちも、ここに引っ掛かっていたんだろうなぁ~。その「状差し」進化版が「文化状差」ってことなのかも知れませんね。さすが文房具はいつの時代も常に進化していますね。こんな想像旅行が出来るだけで楽しいです。
今、古い文房具がたまらなく愛おしいです。そういう年齢なんですかね(笑)今度、文房具好きを集めて、「昭和文具」について語り合いたいと企画してます。お楽しみに!