週末に岐阜県大垣市にいって、カレーライスと水まんじゅうと文房具を満喫してきました。大変満足しています。その時に購入した川崎文具店さんのインク『洋墨 アマビエ』を紹介しますね。店主さんの疫病退散の願いがこもったインクです。
アマビエをモチーフにしたインクです
僕は子供の頃「ゲゲゲの鬼太郎」という妖怪番組が大好きで欠かさず観ていました。特に、鬼太郎、猫娘、子泣き爺、砂かけ婆、一反木綿(いったんもめん)、塗り壁(ぬりかべ)などが、チームで敵の妖怪を撃退できた時には、なんとも言えない爽快な気分を感じました。
間違いなく鬼太郎の妖怪としての能力は高いですが、それぞれ仲間の妖怪の特性を活かしながら、苦難を乗り越えていく姿は子ども心に理想的なソリューションでありました。僕も大きくなったら、こんな問題解決をしたいものだと静かに燃えていました。
現在の僕の姿は鬼太郎とは似ても似つかないものですが、子どもの頃に夢見ていた姿は忘れたくないものですね。その番組でのキャラのアマビエは、なんとなく怖かったような記憶があるのですが、気のせいですかね?今日はそんなキャラのインクを紹介します。
こちらが、川崎文具店さんの『洋墨アマビエ』のパッケージです。
そもそもアマビエって、なに?
肥後国(現在の熊本県)の海中に、毎夜光るものが出るので、土地の役人が視察に行った。すると図のような者が現れて、「私は、海中に住む“アマビエ”という者である。今年から六年は諸国豊作だ。しかし、病が流行したら早々に私の姿を写し、人々に見せなさい」と言って、海中へと入っていった。右は写し役人から江戸へ報告した際の写しである。 弘化三年(1846年)四月中旬
妖怪などの“異形のもの”はさまざまなジャンルに分けられるが、アマビエは実在が信じられた「幻獣」のうちの「予言獣」に分類される。人々に未来の予測を告げる予言獣には、ほかに半人半牛の姿をした「件(くだん)」や人魚のような姿の「神社姫」などがいる。いずれの伝承も江戸時代中期以降に広がっていったようだ。
僕はどうしても「アマビエ」と書いてあると「アマエビ」と読んでしまいます。大好物の甘エビを納得できるまで食べ続けたいという願望のあらわれなのかも知れないです。
このインクが欲しい方は、こちら
さてさて、このインクの色合いは?
気になりますよね、このインクの色合い。どうも疫病退散を願う縁起物らしいので開封しにくいですが、思い切って開封して、ガラスペンで試し書きしてみたいと思います。
とても良い色合いですね。何色っていうんでしょう?ライトブルーグリーン?
もう一度、川崎文具店さんに聞きに行かなくちゃね。
こんな色合いのインクで描いたものが、日常に飛び込んでくるだけで気分が変わりますから、疫病退散にも一役買ってくれるかもと思えます。なんとなくマスクをして消毒して検温するのが日常的になった、この鬱々とした日々に明かりをくれるように思えますね。
蓋をあけたところを接写してみましたので、原液の色合いも感じていただけると思います。
川崎文具店さんのhpは、こちらです。
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