
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
先日、文房具屋さんでちょっと気になるものを見つけました。株式会社キングジムの「ミニデスクトレー」です。これを見た瞬間、僕の頭の中には、昭和の頃の職場風景が一気によみがえってきました。
「なんだか、懐かしいなぁ……」そんな気持ちにさせてくれる文房具です。
手のひらサイズなのに、存在感はしっかり
キングジムの「ミニデスクトレー」は、本体の外形寸法が約H27×W83×D118mm。まさに手のひらサイズです。小さいのですが、作りはかなりリアル。昔の事務用品をそのまま小さくしたような雰囲気があります。
こういう「ミニチュア感」のある文房具って、見ているだけでも楽しいですよね。実際に10円玉を2枚入れて、サイズ感を確かめてみました。
「本当に小さい!」それでも、名刺やカードなどを収納できるくらいの容量はしっかりあります。

昭和最後の年に就職した僕には、たまらないデザイン
僕は昭和最後の年に就職しました。そして、会社に配属されたときに、これとよく似たお道具箱を支給されたことがあります。実際はもっと大きいですからね。
当時の僕は、「これは何に使うんだろう?」と不思議に思っていました。やめてくれよ、小学生じゃあるまいし。そんな気持ちでいました。
ところが、配属された部署では、大量の書類が回覧されてきたのです。このトレーが、その書類を受け取るための「受け皿」のような役割をしていました。次から次へと書類が回ってきます。自分の都合なんて、お構いなしです(笑)。
確認したら、すぐに次の人へ回さなくてはいけません。僕は仕事の処理が追いつかなくなってしまい、休みの日にこっそり会社へ出て、コツコツと書類を処理していたこともありました。今思い返すと、かなり真面目だったんでしょうね。
ただ、あるとき気がつきました。「全部に目を通さなくてもいいんじゃない?」そこから処理スピードが一気に上がりました。もっと早く先輩に教えてほしかったです(笑)。
そんな昔の記憶を、この「ミニデスクトレー」が思い出させてくれました。文房具って、単なる道具ではなくて、昔の記憶まで呼び起こしてくれるところが面白いです。

さて、現代では何に使おう?
懐かしい気持ちになったところで、今の僕なら何に使うのが便利なのかを考えてみました。
まず思いつくのは、やっぱり小物やカードの整理です。名刺、ふせん、クリップなど、小さくて机の上で迷子になりやすいものをまとめておくのに良さそうです。
でも、僕が実際に入れてみたのはこちら。「カバンの中の小物」です。僕のカバンの中には、細かいものがいろいろ入っています。その中でも、ちょっと場所を取っていたのが薬やのど飴。そこで、中身を取り出して「ミニデスクトレー」に入れてみました。
すると、意外とスッキリ。もちろん、薬については種類や使用方法を確認したうえで、必要に応じて適切に管理することが大切ですが、こうした小さなものをひとまとめにする収納ケースとして考えると面白いです。
そして、もうひとつ。「のど飴」です。これもカバンの中で、意外と存在感があります。買わなければいいんですけどね。パッケージを外して収納すると、カバンの中が少しだけコンパクトになりました。箱や袋がなくなるだけで、こんなに印象が変わるんです。
「これは、もう一個あってもいいかも」と思いました。

見出しラベルが付いているのも楽しい
これには、見出しラベルも付いています。「KING JIM」「MINI DESK TRAY」「CARD」の3種類に加えて、自分で文字を書き込める無字タイプもあります。収納するものに合わせてラベルを選べるので、複数個並べて使うとさらに便利そうです。
例えば、
・名刺
・ふせん
・クリップ
・カード
・シール
・小さな文房具
など、細かいものを分類して収納できます。デスクの上に置いてもいいですし、カバンの中の整理にも使えます。小さいからこそ、使い道を考えるのが楽しい文房具です。
名刺なら約100枚、カードなら約50枚収納
小さいので、「そんなに入らないんじゃない?」と思ってしまいますが、収納力もなかなかのものです。収納目安は、名刺なら約100枚。トレーディングカードなら約50枚です。
手のひらサイズなのに、思った以上に入ります。しかも、しっかりした作りなので、デスクの上で長く使えそうです。「小さいけれど、ちゃんと役に立つ」この感じが、キングジムらしくていいなと思いました。

懐かしい文房具が、今の暮らしにも使える
今回購入した「ミニデスクトレー」は、僕にとって単なる収納用品ではありませんでした。昭和最後の年に就職した頃の記憶を、突然よみがえらせてくれた文房具です。当時は仕事の道具として使っていたものが、今では小さな収納アイテムとして楽しめる。
時代が変わっても、文房具にはこういう「使い続けられる面白さ」があるんですね。僕はこういう懐かしいデザインの文房具を見ると、ついつい手に取ってしまいます。そして、買った後に「さて、何に使おう?」と考える。この時間も、文房具の楽しみのひとつなのだと思います。
キングジムの「ミニデスクトレー」。
小さいけれど、僕にとっては昭和の記憶まで詰まった、ちょっと特別な文房具になりました。皆さんなら、この小さなトレーに何を入れますか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これからも、毎日の暮らしがちょっと楽しくなる文房具を紹介していきます。また遊びに来てくださいね。

