
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。今日もよろしくお願いいたします。今年は酷暑のせいか蚊が少ないですよね。毎年、寝室に蚊が侵入して退治するのに時間がかかって睡眠時間が削られています。今年はそういうことがないし、蚊にも刺されないんですよ。
酷暑といっても嫌なことばかりではないのだと気がつきました。年齢のせいで体力が落ちているので、そこは辛いのですが、良いところをみつけて楽しく暮らしていきたいと思います。また、ちょっと涼しくなった頃が要注意だそうですよ。気をつけましょう。
先日、外出先でちょっとした事件が起こりました。「あれ? ボールペンがない……」文房具ブロガーなのに、筆記具を忘れてしまったのです。本当に情けないです。ペンケースも忘れて、予備の筆記具入れにも入れ忘れていました。ボケてきているのかも。
僕の家には、売るほど……というのは少し大げさですが、それくらいたくさんのボールペンがあります。それなのに、必要なときに限って手元にない。こういうことって、ありますよね。仕方がないので、近くのコンビニへ。とりあえず買うしかないです。
そこで購入したのが、三菱鉛筆の「ジェットストリーム3色ボールペン」でした。「コンビニでボールペンを買うなんて、文房具ブロガーとしてどうなんだろう?」そんなことを少し考えながら使ってみたのですが……。
やっぱりジェットストリーム、使いやすいんですよね。
コンビニで買ったのは、定番のジェットストリーム
ジェットストリームといえば、三菱鉛筆を代表するボールペンのひとつです。「クセになる、なめらかな書き味」というキャッチコピーでもおなじみですよね。今回購入したのは、黒・青・赤の3色を1本にまとめたタイプ。いわゆる3色ボールペンです。
ところが、よく見ると普通の3色ボールペンとは少し違った仕組みになっています。それが「黒だけ後端ノック」です。本体のお尻にあるノック部分を押すと黒インクが出てきます。そして、青と赤は本体左右のスライドノックを操作します。
この構造、実際に使ってみるとかなり分かりやすい。僕は普段、圧倒的に黒インクを使う機会が多いので、黒だけをサッと後端から出せるのはありがたいです。
「3色ボールペンだから、3つのノックを使い分ける」という一般的な考え方ではなく、一番よく使う黒を一番使いやすい場所に置く。こういうところに、使う人のことを考えた工夫を感じます。

「黒だけ後ろ」というのが意外と便利
3色ボールペンを使っていると、黒を使おうとして間違えて青や赤を出してしまうことがあります。僕も何度も経験しています。その点、このジェットストリームは黒が後端ノック。握ったまま親指などでノックしやすく、黒を使いたいときに迷いにくいのです。
青と赤は左右のスライドノックなので、色を使い分けるときも直感的。こうして改めて使ってみると、非常に合理的な設計だなと思いました。文房具って、ほんの少しの違いで使いやすさが大きく変わることがあります。
「どこを押せば、どの色が出るのか」。毎回考えなくても自然に操作できることは、毎日使う道具にとって、とても大切なことなのかもしれません。

黒インクは約70%増量!
そして、もうひとつ注目したいのがリフィルです。
このジェットストリームには、「長持ちリフィル」が採用されています。リフィル部分のプラスチックの厚みを薄くすることで、従来品と比べてインク量を約70%増量。一方で、プラスチック使用量は約30%減量しています。
パッケージにも「70%増量」という文字が大きく表示されていました。
これだけインクが増えていると、普段から黒をたくさん使う人には嬉しいですよね。僕自身、文房具を紹介するためにたくさん文字を書くので、ボールペンのインクはどんどん減っていきます。だから、「長く使える」ということは、それだけで大きな魅力です。
やっぱり、なめらかな書き味が気持ちいい
そして実際に文字を書いてみると、やっぱりジェットストリームです。スルスルとペン先が走って、なめらかに文字を書くことができます。油性ボールペンなのに、重たさをあまり感じさせない軽快な書き味。
僕も以前からジェットストリームを愛用してきましたが、久しぶりに使うと「やっぱりいいな」と感じます。最近では、さらに軽い書き味を追求した「ライトタッチインク」も登場しています。定番商品でありながら、そこで進化を止めない。
長く愛されている理由は、こういうところにもあるのでしょうね。


「忘れたから買った」が、思わぬ発見に
今回は、筆記具を忘れてしまったという、ちょっと情けないところから始まりました。「文房具ブロガーなのに、コンビニでボールペンを買うのか……」最初はそんな気持ちもありました。でも、実際に使ってみると、これがなかなかいい。
むしろ、普段はたくさんの文房具に囲まれているからこそ、こうしてコンビニで購入した定番品を改めて使うと、新しい発見があります。
「やっぱり定番って強いな」
そんなことを感じさせてくれた1本でした。黒は後端ノック。青と赤は左右のスライドノック。そして、黒インクはたっぷり使える。シンプルだけれど、毎日使う道具としてよく考えられています。もしコンビニや文房具店で見かけたら、ぜひ一度手に取ってみてください。「ああ、これなら使いやすいな」と感じてもらえると思います。
それにしても……。
ボールペンを忘れて、ボールペンを買う。
文房具ブロガーとしては、なんとも言えない出来事でした(笑)。でも、そんな小さな失敗のおかげで、身近な定番文房具の良さを再確認できました。これからも、身の回りにある「ちょっと気になる文房具」を、実際に使いながら紹介していきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
