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消しゴムで消せる驚き!ステッドラーの「ノリス 消せる色えんぴつ」と、昭和の玄関先の記憶

僕の親父は塗装業に従事していました。周囲からは「ペンキ屋さん」と呼ばれていました。足場を組んで建物の塗装をしたり、冬場のプールの塗り直しなどをして生計を立てていました。結構忙しく、70歳くらいまで現役で働いていたように記憶しています。

夏場は暑いところで作業をしているらしく、薄着の隙間からよくペンキを付けて帰ってきました。母親は「汚い格好で帰ってこないで欲しい」と、よく言っていましたが、僕はベンジンを使って親父の背中や肩についたペンキを取るのが好きでした。

親父は帰ってくると玄関に座り込んで「おい!ペンキを落としてくれ!」と、僕に声をかけてくれました。仕事ができたような、そして頼られているような気がして嬉しかったです。僕はベンジンの気化成分を吸わないように注意深く作業をしていました。

拭いても洗ってもペンキは落ちないのですが、ベンジンを使って拭き取ると魔法のように落ちるのです。このペンキを溶かしてしまうような液体は一体なんなんだろうと思っていましたが、よく知らないままに今に至ります。ちょっと調べてみましょう。

ベンジンとは、原油から精製される揮発性の高い無色透明の石油系有機溶剤のことです。油を溶かす性質に優れており、衣類の油性シミ抜き、シールの剥がし跡の処理、精密機械の洗浄、カイロの燃料 などに広く使われています。(生成AIより引用)

なるほどです。結構、危険なものを布に染み込ませて、親父の体を擦っていたんだなぁと思うと、懐かしさ倍増ですね。そのころの僕はちょっとだけ親父の役に立っていたと思います。あの頃の、玄関先の風景が思い出されます。懐かしいなぁ。

そんな思い出に浸りながら、今日も文房具紹介に入っていきますね。

「消せる色えんぴつ」です

僕がペンキ屋だった親父の思い出に浸っていたのには理由があります。それは、今日紹介する「消せる色えんぴつ」のせいなのです。通常の色えんぴつは、ワックスを固めたものなので紙に浸透してしまって消せません。ペンキと同じなのです。

でも、このステッドラーのノリス「消せる色えんぴつ」は、そのワックス成分を紙に浸透しない代替成分を使っているので、消しゴムで消せるのです。これは実に便利です。ガシガシと書いても後で消したり、トリミングしたりできるのです。

以前は、フリクション色えんぴつが売っていたのですが、廃版になってしまいましたからね。とても残念です。なんとか、また再販してくれないですかね。文房具ファンとしては、首を長くしてお待ちしております。在庫で売っていたら買おうかな。

重鎮からのアドバイスです

この世界の重鎮と呼ばれる方からアドバイスのコメントをいただきました。「消え感や他の色鉛筆と比べた色の乗り具合や書き心地まで書かないんですね。そこが知りたいです。」とのことです。なるほど、鋭いご指摘ありがとうございます。

まずは、消え感ですが通常の鉛筆の100%とした場合、フリクション色鉛筆は85%、このノリスは70%くらいの消え感だと思います。僕の主観なので、消す力加減やスピードなどによっても変わるでしょうけれど、色鉛筆の消え感としては満足できますね。

色乗りや書き心地ですが、この製品は僕が色鉛筆に求めるねっとり感が薄まってしまっています。書き比べているマルチエイトと比べても、満足度は60%というところでしょうか。しかし、このねっとりがなくても良いよという方なら問題は皆無でしょうね。

どこまで求めるかということが重要になってきます。色鉛筆でも消える、そしてそれほどねっとりした色合いを求めることはないという方にはおすすめできる色鉛筆です。僕が普段ノートに彩色する分には、全く問題なく使えそうだなぁと思いました。

Yahoo!ニュースに書いた記事です

news.yahoo.co.jp

こちらにも先行で記事を書きました。ぜひとも、読んでいただいて、面白かったら読者登録のほど、よろしくお願いいたします。

まとめです

子供の頃、親父の背中についたペンキをベンジンで落としながら感じた「染み込んだものは消せない」という当たり前の常識。それを鮮やかに覆してくれたのが、今回ご紹介したステッドラーの「消せる色えんぴつ」でした。

時代が変わっても、かつてフリクションが教えてくれた「消せる安心感」や、ノリスが持つ「ガシガシ書ける自由さ」は、私たち文房具ファンの心をワクワクさせてくれます。間違えても、はみ出しても、あとから何度でもやり直せる。そんな道具が手元にあるだけで、毎日の「書くこと」が少しだけ自由で楽しいものに変わるような気がしませんか。

もしお店やネットで見かけたら、ぜひこの不思議な書き味と消し心地を体験してみてください。大人から子供まで、きっと手放せない一本になるはずですよ。

こちらから買えます

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

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