『本と文房具とスグレモノ』

文房具は、身近で安価で即効性のある成長アイテムです。毎日、情報を発信してます。

初めて見ました、聞きました!「骨筆(コッピツ)」実際に使われた方いらっしゃいますか

「骨筆(コッピツ)」という筆記具をご存じでしょうか。使ったことはありますか。

僕はもう60年も生きていますが、今回初めてその存在を知り、実物を見ることができました。文字通り、骨でできている筆記具なのでしょう。自分の知らない文房具が、まだまだ世の中にはあるのだと、改めて思い知らされました。

どんな歴史を持ち、どのように生まれて、そして姿を消していったのか。とても気になります。ネットで検索してみても、なかなか情報が出てきません。こうなると、岡崎市にある「ペンズアレイタケウチ」さんのGMにお話をうかがうしかありませんね。ご存じでしょうか。聞くのが今から楽しみです。

この骨筆は、ペン軸部分にネジが切ってあり、交換できる構造になっています。消耗や破損に備えた仕組みなのでしょう。当時は、かなりヘビーに使い回されていた時代だったのかもしれません。ますます、その起源に興味が湧いてきます。詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただきたいです。

もしご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントをお願いいたします。

複写用の筆記具でした

この筆記具は、複写用として使われていたものだそうです。今では、まったく見かけなくなりましたよね。いったいいつ頃登場し、いつ姿を消してしまったのでしょうか。ネットで調べても情報が乏しいので、自宅にある文房具関連の書籍を紐解いてみようと思います。

最初は、ガリ版で使われていたのではないかと想像しましたが、それは違っていました。もしガリ版に使っていたら、骨の部分が負けて削れてしまいます。ガリ版には、やはり鉄筆でなければならないのですね。小学校の頃に体験したガリ版刷りを、懐かしく思い出しました。

この骨筆は、昔の複写用の非常に薄い紙を2枚重ね、その間に両面に写るカーボン紙を挟んで使われていたそうです。当時の紙はとても薄く、下の文字が透けて見えました。そのため、1枚目に強く筆圧をかけなくても内容を読むことができたのです。こうしたところにも、時代の空気を感じられて良いですね。

昔の文房具を通して、その時代に思いを巡らせるのが、僕は大好きです。

古い文房具を眺めるのが好きです。そして、実際に触れてみたり、使ってみたりするのも好きです。その時代に、心だけがふっと飛んでいくような感覚になります。この「骨筆」も、そんな気分にさせてくれる筆記具です。

それにしても、なぜ樹脂ではダメだったのでしょうか。それとも、まだ樹脂が開発されていない時代のものなのでしょうか。

アニメなどでよく登場する「羽ペン」を思い出します。6世紀頃のヨーロッパでは、それまで使われていた、葦を削って作る「葦ペン」が紙を傷めやすいという理由から、ガチョウや白鳥など大型の鳥の羽を使った「羽ペン」へと移行していきました。

人類の「書く」という行為を支えてきた、筆記具の歴史の一ページですね。

この「骨筆」は、岐阜県瑞浪市にあるTEGAMIYAさんよりご提供いただきました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。いつも読んでくださる読者の皆さまに、心から感謝しています。これからも文房具の記事を書き続けていきますので、ぜひ応援してください。皆さんの後押しが、僕が続けていくための大きな原動力になっています。今後とも、よろしくお願いいたします。

あわせて読んで欲しい関連記事

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com