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劣化が少ない優秀な筆記具「鉛筆」100年経っても使えます

1564年、イギリス北部のボロー・デールで良質な黒鉛の鉱脈が発見されました。ここで採掘される黒鉛は大変純度が高くて、硬いのに紙に濃く線が描けると評判になりました。最初は、これを棒状に切って布で巻くだけという使い方をしていました。

用途としては家畜の識別ペイントや軍事目的で使われることが多かったようです。この後、より使いやすくするためにイタリアの職人たちが、木の板で挟み込んで削りながら使うという方法を思いついたのです。これが現在の鉛筆の原型ですね。

1795年、フランスの科学者が黒鉛を安定して輸入できないことを心配して、鉛筆の芯の製造を発明しました。黒鉛の粉と粘度を混ぜ合わせで使うという方法です。これで、品質の安定が図られて、世界中に質のよい鉛筆が行き渡るようになったのです。

今日はこんな鉛筆の歴史紹介のイントロから文房具の紹介に入っていきます。

マツダの鉛筆

昭和の10年代、日本には鉛筆メーカーが乱立していたそうです。これはきっと作れば売れるくらいの景気の良い時期だったのか、まだまだ教育物資が足りない時代だったのか、どちらかだと思います。また、日本にこんな時代がくるといいですねぇ。

そのブランドのひとつが「マツダ」でした。

僕はこの「マツダ」の存在を知らなかったのですが、小金井にある中村文具店さんでこの鉛筆と出会うことができました。大事にしようと思います。

この頃の木材はすでに北米輸入に頼っていたのでしょうか。それとも国産だったのでしょうか。こういうところから、コツコツと調べていくしかないですね。楽しいです。

この頃の鉛筆も六角軸が採用されていたんですね。丸軸より扱いやすいですからね。

子供の頃に遊びに行っていた婆ちゃんの家の引き出しから、一体何年前のものかわからないような鉛筆が出てきた。ちょっと書いてみたのだけど、よくかけました。鉛筆は劣化の少ない筆記具ですから、100年前くらいのものでもちゃんと使えます。

そんなことを考えていると、もったいなくて使えませんね。

でも、よくよくみてみると細かいひび割れが無数に走っています。

Yahoo!ニュースに書いた記事です

news.yahoo.co.jp

読者の方から素敵なコメントをいただきましたので、紹介しておきますね。味わいのある文章を送っていただき、ありがとうございます。

鉛筆の原型は,たぶん原始人が洞窟に「焼けぼっくい」で描いた壁画ではないだろうか。物質としては炭素粒。それを液体にして接着剤の膠(にかわ)を混ぜたのが墨。保存性がいい。油絵の下絵の木炭もこちらの系統だろう。

いっぽう,むかしの欧米の童話などには,石板と蝋石が登場する。こちらは教室の前面に取り付けられた黒板の原型だろう。

私が幼少時,つまり1960年代の鉛筆は手元には残っていないが,安物は材質がよくなかった記憶がある。芯がガリガリして,木材も削るときにささくれ立つ。へたをすると木材が合わせ目から真っ二つに割れる。

三菱鉛筆から高級品のuni,トンボ鉛筆からMONOが発売されて,ずいぶんよくなった。私の大学受験は,これでいどんだ。大学の製図実習ではステッドラーなどを使った。

いまはひまな隠居の落書きしかしないから,三菱鉛筆「9800」という普及品の2Bを箱買いして使っている。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。これからもこの文房具ブログを読んで応援してください。みなさんの後押しが僕の継続の原動力です。よろしくお願いいたします。

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