下手でも良いからイラストを描いて色を付けてみましょう！「木物語 12本セット（色鉛筆）」

この株式会社トンボ鉛筆の「木物語（きものがたり）」を購入した時に、一緒に塗り絵サンプルをいただきました。新旧の発色の違いを、これを使ってうまく見せることができるかなぁとか思ったのですが、まずは楽しいです。

塗り絵の基本技は、この３つです。

明るい色から塗る。
面を考えて塗っていく。
光の当たっている部分を塗らない。

塗らないという選択もあるというだけで、塗ってもらっても全く問題ありません。しかしながら、この３つの基本技は上手に立体感を意識して描くことができる最低条件だと思います。ここから派生して、色鉛筆の持ち方、タッチなどを習得していきましょう。

追加して、読者の方からアドバイスをもらいましたので引用しておきますね。

もう一つ、おすすめテクニック。芯を削った粉を擦る(指またはガーゼで)。画材を自由に買えなかった小学生(中学生だったかも)のみぎりにあみだした。ソフトクレパスを使うのと同じ感じになるよ。 ICTでより手軽に、より簡単に、よりお安くできるようになってしまったけど。

トンボ鉛筆色鉛筆木物語 12色六角軸木目クラフト紙パッケージ CQ-KS12C

トンボ(Tombow)

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六角軸は持ちやすいです

鉛筆は、黒鉛と粘土を混ぜたものを焼成してありますので、一定の硬度が保たれています。それに対して、色鉛筆は、着色顔料、タルク、ロウが主成分となっていますので、柔らかいのです。ですから、力が均一にかかる丸軸が多いです。

今回は、この株式会社トンボ鉛筆の「木物語」の芯は、ソフトタッチ芯という新開発のなめらかに塗れて高発色のモノを採用しています。そのおかげもあって、六角軸が実現できているのかもしれないですね。確かに握りやすいです。

この描きやすい色鉛筆を是非とも試してもらいたいです。

色付けは冒険です

僕も子供の頃から、当たり障りない色合いを覚えてきたのかも知れないです。例えば、カラスを黒以外で塗ろうものなら、その飛び抜けてしまった理由を周囲にも説明しなくてはなりません。そんなこと、個人の自由なのにね。

そんなつまらない集団心理で僕たちは大事な才能を台無しにしてしまっているかもしれません。色付けもデッサンも冒険なのです。自分ともそして周囲とも、自由を勝ち取るための戦いなのです。そういうところ後輩に教えて上げてくださいね。

おすすめは美術館に行って有名な画家の方達の絵を鑑賞することです。適当に描いているようで、実に繊細に、そして計画的に絵を描いておられます。世界に誇る名画はどれも作戦価値なのです。有名になるには、ちゃんと理由があるんです。

こんなところを研究したり、パクったりすると人生が華やぎますよ。