子供の頃、婆ちゃんとよくコタツで塗り絵をしていた。僕は原色を使って乱暴に色付けをしていたが、婆ちゃんは見えるか見えないかくらいの薄い彩色を好んでいた。こんなんじゃ、見えないじゃんとよく婆ちゃんに文句を言っていたのを思い出す。
「私はこういう薄い色合いが好きなの」と、婆ちゃんは頑としてスタイルを変えなかった。それはとても良いことだと思う。日本の戦後を慎ましく生き抜いてきた婆ちゃんは、派手な色合いが好きでなかったのだろう。これは婆ちゃんの生き方なのだ。
その人によって、その時代によって、その環境によって、美しさの価値は変わると思う。それは、とても尊いこと。それを大事にすることが歴史そのものであり、決して焚書などが行われてはいけないと、最近強く僕は感じているのです。
これからは日本でも芸術作品にどんどん高額な価格がつくようになるし、才能に対しての正しい対価を払うようになるはず。新しい環境の中から、どんな才能が発芽するのかとても楽しみであるし、それを応援しないといけないなぁと感じている。
そんなイントロから、今日は株式会社トンボ鉛筆の「木物語（きものがたり）」を紹介していきたいと思います。
木物語の紹介です
描く時間をより楽しく。自然のぬくもりを感じる木物語の色鉛筆
木の風合いを大切にした上質感のある色鉛筆軸とやさしい質感のナチュラルな紙製パッケージ。木目が透けるカラー塗装なので、1本1本異なる自然の表情を楽しむことができます。
描いてみればよくわかる高発色のソフトタッチ芯です。ここに転がりにくく持ちやすい六角軸を採用し、さらに木の風合いを最大限に発揮する木肌が透ける塗装を施しました。
12色セットの色合いバリエーションは、きいろ、きみどり、みどり、みずいろ、あお、むらさき、ももいろ、あか、だいだいいろ、 うすだいだい、ちゃいろ、くろ、です。
株式会社トンボ鉛筆が世に送り出したこの色鉛筆、是非お試しくださいね。
12色セット税込価格￥1,012（税抜価格￥920）となっております。
株式会社トンボ鉛筆の色鉛筆はコスパがいいので昔から愛用しています。この新しい「木物語（きものがたり）」にも大注目ですね。12本の色鉛筆があれば、たいていのことはできます。しっかりと工夫して、この文房具を使いこなしましょう。
実際に描いてみました。発色が良くて描くのが楽しくなりますよ。このパッケージごと持ち歩いても良いと思います。
こちらから買えます
できましたら、是非とも文房具屋さんで購入して街の文房具屋さんを応援してください。よろしくお願いします。これも歴史を残すことになりますから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。これからも、この文房具記事を読んで応援してください。みなさんの後押しが僕の継続の原動力です。よろしくお願いいたします。
