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【価格改定】プラチナ万年筆「#3776 センチュリー」がついに3万円台へ!値上げ前に手に入れるべき理由とは?

こんにちは、文房具ブロガーの猪口フミヒロです。

今回は、万年筆ファンにとって見逃せないニュースをお届けします。プラチナ万年筆株式会社の代表的モデル「#3776 センチュリー」が、価格改定されます。なんと、これまで税込22,000円だった価格が30,800円(税込)へ。一気に8,800円の値上げです。

文房具、とりわけ高級筆記具を愛する者としては、これはかなりの衝撃です。ここまでの値上げ幅は珍しく、今後の万年筆市場にも影響を与えるのではと考えられます。でも、パイロットも昨年堂々と値上げしたのでそれほど心配ないかもしれませんね。

人気の万年筆です

この万年筆がなぜ多くの人に選ばれているのか。その魅力を改めて整理しつつ、今が購入のタイミングである理由をわかりやすくご紹介します。まあ、簡単にいってしまえば、値上げしても以前の価格設定で買える文房具屋さんが一部残っているからです。

そのまえにちょっと豆知識から、始めますね。

「#3776 センチュリー」という名前の由来をご存じでしょうか?この数字は、日本一高い山「富士山」の標高である3,776メートルにちなんでいます。プラチナ万年筆は、日本一の万年筆を作るという強い意志をこの製品名に込めました。

富士山の思い出

私自身、一度だけ富士山に登ったことがあります。自然の中にある山は、年々その高さに微妙な変化があるもの。実際に2014年に再測定された際も、標高は3776mであると記録されていました。2014年の測定では、3775mだったそうですよ。

富士山の標高は「剣ヶ峰」と呼ばれる最高地点で測定されています。測定の基準は「海抜」つまり、波がゆらめく海面をゼロ地点とし、そこからの高さを指しています。こうした数字に意味を込めるのも、クラシックな筆記具ならではのロマンですよね。

スリップシール機構の紹介です

ユーザーにとって、最もありがたいのが「スリップシール機構」です。これは、「#3776 センチュリー」に搭載されているプラチナ万年筆独自の技術で、キャップ内部に二重構造の気密システムを持たせることで、長期間インクを乾かさずに保つことができます。

例えば、1〜2か月使用しなかったとしても、再びキャップを開ければスムーズに筆記できる。これは実際に使ってみると、本当に感動します。私自身、初めて手にした万年筆は中学生のときでした。両親に買ってもらったのです。

万年筆の扱いに慣れていなかったため、すぐにインクが乾いてしまい、使えなくなった経験があります。あのとき「スリップシール機構」があれば、今も現役で使えていたかもしれません。本当に惜しいことをしました。いまでも後悔しています。

すべてにおいて高水準な一本

「#3776 センチュリー」は、日本製ならではの丁寧な仕上げと、高品質な14金ペン先が魅力の一本です。筆記時のなめらかさ、ペン先のしなやかさ、そして手に持ったときの安定感。どれを取っても、価格以上の価値を感じられます。

デザインも洗練されており、クラシックでありながら現代的な印象も併せ持つ造形。ブラック、ブルゴーニュ、シャルトルブルーなどカラーバリエーションも豊富で、インクとの組み合わせを楽しめるのも大きなポイントです。

なぜ今なのか? 値上げ前の購入をおすすめ

冒頭でも触れましたが、2025年7月1日からは税込30,800円に価格が引き上げられます。これまで22,000円だった価格からの約40%アップは、非常に大きな変化です。

今後も原材料費の高騰や輸送コストの上昇により、高級筆記具の価格がさらに上がる可能性は十分あります。まさに今が、「#3776 センチュリー」を手に入れる最後のチャンスかもしれません。

まとめです

この1本は、あなたの筆記人生を変えるかもしれないです。

この万年筆は、日本が世界に誇る逸品です。長く使える本格的な万年筆として、初心者から上級者まで幅広い層に愛されてきました。

価格改定は残念ではありますが、それだけの価値を備えているのも事実。特に「一生モノの万年筆を持ちたい」と考えている方には、間違いなくおすすめできる一本です。

ぜひ、値上げ前のこのタイミングで手に取ってみてください。あなたの書く時間が、きっともっと豊かになります。

サブブログに書いた渾身の記事

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。今後も、この文房具ブログをご愛読いただけるよう、よろしくお願いします。

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