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実用性抜群!パイロットの「リザーバー付きインク」は、万年筆ユーザーの味方です

こんにちは、文房具ブロガーの猪口フミヒロです。

今日は、万年筆を愛用する皆さんにとって、とても頼もしい存在をご紹介します。それは、株式会社パイロットコーポレーションが長年販売しているリザーバー付きインク瓶です。正式名称は「ボトルインク 70ml」です。みなさん、見たことありますよね。

「今さらそれ?」と思われるかもしれませんが、使ったことのない方にこそ知ってほしい、実に機能的で実用性に優れた名品です。今日は、このインク瓶をしっかりと推したいと思いますので、最後までお付き合いください。では、書き始めますね。

見た目は地味、でも中身は実力派

このインク瓶、見た目は少しぼってりとしていて、現代的なスマートさはありません。でも、いざ使ってみると、その機能性に驚かされます。インクの補充がとにかくスムーズなのです。特にインクが少なくなってきたときの安心感が全然違います。

昔の人たちも、万年筆のインク補充には苦労していたはず。日常的に手紙や記録を万年筆で書いていた時代、補充の手間は仕事の効率に直結していたでしょう。そんな中で編み出されたこのリザーバー構造は、まさに先人たちの知恵の結晶なのです。

リザーバーって何?文房具屋で体験できます

僕が通う岡崎市の文房具店「ペンズアレイタケウチ」さんでは、このインク瓶の空き瓶が展示されていて、構造がよく分かるようになっています。

瓶の中には「リザーバー」と呼ばれるインク受けが内蔵されていて、逆さにすることでその部分にインクが溜まる仕組み。そこから万年筆に吸入できるので、瓶の底から直接吸う必要がなく、最後まで無駄なく使えるんです。

まるで二重構造になった小さな魔法のインク瓶。知れば知るほど、考え抜かれた設計に感心します。

使い方もとっても簡単!

初めての方でも心配ご無用。使い方はとてもシンプルで、以下の4ステップで完了します。

  1. キャップをしっかり締める
  2. 瓶を逆さまにし、インクをリザーバーに移す
  3. 瓶を元に戻す
  4. リザーバーからインクを万年筆に吸入する

どうでしょう?驚くほど簡単です。そして、他のインク瓶にはないこの最後まで気持ちよく使えるという構造は、一度体験すると手放せなくなりますよ。

70mlってどれくらい使えるの?

このボトルインク、70mlと聞くと、すぐに使い切ってしまうのでは?と、思われるかもしれませんが、実は非常に長持ちします。

日常的に手帳や日記、ちょっとしたメモなどを書く程度なら、1年から3年は持つと言われています。僕自身もかなり前に購入したものを、いまだに使い切れていません。それくらい、コスパも抜群です。

万年筆の字がうまく見える魔法の色「ブルーブラック」

色のバリエーションは、ブラック・ブルー・ブルーブラックの3種類。

僕は迷わずブルーブラックを選びました。というのも、この色はなぜか字がうまく見えるんです。深みがあって、にじみやかすれも美しく、何気ない一筆も味わい深くなるから不思議です。

多くの万年筆ユーザーが「ブルーブラック推し」なのも納得。おじさん世代がなぜブルーブラックに惹かれるのか……その理由はきっと字をきれいに見せたいという、ささやかな願いの現れなんでしょうね。その気持ち、めちゃめちゃわかります。

まとめ:万年筆ユーザーなら、1本持って損なし!

パイロットの「リザーバー付きインク瓶」は、見た目こそシンプルですが、万年筆との相性は抜群。インク補充の手間を軽減し、最後の一滴まで無駄なく使える優れモノです。

万年筆のある暮らしを、もっと快適に、もっと楽しくしてくれるこの一本。ぜひ、文房具店で手に取ってみてください。そして、ブルーブラックの美しい色合いを、あなたのノートに刻んでみてください。

このインク瓶は、文房具仲間の間では、通称ダルマと言われて愛されているんですよ。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。

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