株式会社パイロットコーポレーションから出ているシャー芯「ネオックス。グラファイト」このたび、パッケージとコンセプトをリニューアルしました。税込価格¥220(税抜価格¥200)芯径は、0.3、0.4、0.5、0.7、0.9mmです。
このシャー芯は、原料に黒鉛を使っています。その黒鉛が、極めて不純物の少ない高純度材料を使用しているので、濃く書けるのです。さらにはそれによって、炭素原子同士の結合が強固になり、従来よりも強度がアップしました。
黒鉛結晶の性質である高い潤滑性を十分活かすことができたため、さらになめらかに書けるようになりました。濃くて、折れにくく、滑らかに書き続けられるシャー芯は、さらに進化しているのです。まさに、筆記具の進化の歴史そのものです。
今回はパッケージの変更なのですが、リニューアルの気概が素晴らしいのでちょっと押し気味に紹介していきますね。よろしくお付き合いください。
サブブログに書いた渾身の記事です
2010年の発売以来人気のシャー芯でしたが、この度はパッケージデザインとブランドメッセージを一新したそうです。これは実に楽しみです。
筆記具は良質な黒鉛から始まった
鉛筆の発明もこの良質な黒鉛に支えられています。
鉛筆は、1560年代にイギリスのボローデール鉱山で黒鉛が発見されたことがきっかけで発明されました。その黒鉛には黒く滑らかなであるという性質があり、細かく切ったり、ヒモで巻いたりして筆記具として使われるようになりました。
その後、黒鉛の粉末と硫黄を混ぜて溶かして練り固めて棒状にする方法が考案され、今日の鉛筆にもっとも近い筆記具となったのです。僕たちが子供の頃に、アスファルトに落書きできる柔らかい石を探して、遠くまで自転車を走らせたことを思い出します。
このイギリスの黒鉛鉱脈を見つけた人は小躍りしたに違いありません。この良質な黒鉛を売りまくって大金持ちになってやるぞ、この黒鉛は誰にも渡さないぞと考えたはずです。この話の真実はわかっていませんが、いつか知りたいものですね。
僕はBを購入したのですが、どんなセンスで色を決めているんでしょうね。
テスパ?それはなんですか?という声が聞こえてきそうですが、これはテストパフォーマンスという造語みたいです。テストの時間の間に、最高の性能を発揮してくれる文房具の力を指しています。タイパとか、コスパとか、テスパとか忙しいですね。
芯が折れないシャープペンシルが販売されていますが、今度は芯ですね。
僕の会社の同僚の奥さんが毎日僕の文房具ブログを楽しみにしていてくださるとか。ありがとうございます。とても励みになります。これからも頑張って発信を続けようと思いますので、よろしく応援お願いします。
この旧品しかAmazonで売っていません
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。