昔、愛読していたお酒の漫画『レモンハート』に記載されていたカレンダーの語源です。もう一度、調べ直して詳細追加したので、是非読んでください。
カレンダーという言葉は、ラテン語のcalendae(カレンダエ)に由来しています。カレンダエは古代ローマで「月の初日」を指しています。毎月の最初の日に、債務者が支払い期日や利子を支払うことを告げられる大事な節目の日でもありました。
ローマではカレンダエの日には、司祭が大声で叫んで知らせ、人々に支払いを思い出させました。ここから「calendae」という言葉が人々の日程管理や記録に関わるものとして定着し、後に「calendar(カレンダー)」という現代の言葉へと発展しました。
中世ヨーロッパではキリスト教が普及し、教会が宗教行事や祝日を管理するためにカレンダーを作成していました。これがさらに一般化し、近代的なカレンダーの形になったと言われています。
現代では、月日や曜日だけでなく、日々の予定やイベント、記念日などの管理ツールとしてもカレンダーは欠かせない存在となっています。この司祭が新月の到来を大声で知らせるという部分、とても面白いですよね。
ちなみに、冒頭の僕が愛読した漫画の正式な名前は『BARレモン・ハート』です。作者は古谷三敏さん。僕はお酒が飲めないですが、この漫画を読んで色々なことを学べたと思っています。主に酒に関するうんちくを扱った作品です。
2020年8月時点で累計発行部数は900万部を突破した。双葉社の『漫画アクション』にて連載中でしたが、作者の死去により、2022年5月17日号より「特別セレクション」という名前で、過去作の再掲載が行われています。
もう一度、読み直しても良いかなと思っています。マッカランの章を思い出すと今でも泣けてきてしまいます。なかなか、感動的なエッセンスの詰まった漫画でした。連作タイプですから、いつでもどこから読んでも楽しめますよ。
サブブログに書いた渾身の記事です
そろそろ、本題の文房具紹介に入ります。
もう11月です。本当にあと2ヶ月で今年も終わりです。そろそろ来年の手帳を考えている人、いらっしゃるのではないでしょうか。
今日はそんな方にフェリシモの「卓上カレンダー2025」をお勧めします。とても明るい気持ちになれる良いカレンダーです。
卓上カレンダーって、便利です。パッと目に入ってきてスケジュールが確認しやすいのです。その月の予定を俯瞰できますしね。
カレンダーの発祥について
言葉の発祥は説明しましたが、そもそものカレンダーの発祥を説明しますね。
今日はみなさんと一緒にカレンダーの起源に遡りたいと思います。そもそもの発祥は、古代の人々が時間の流れを記録し、季節を管理する必要から始まりました。農作物などの収穫などに使ったんでしょうね。最も古いカレンダーの形跡は、約3万年前にさかのぼり、月の満ち欠けを基にした記録が見つかっているそうですよ。
古代エジプトでは、ナイル川の氾濫を予測するために太陽暦が導入され、1年を365日とするカレンダーが誕生しました。エジプト暦は後に古代ギリシャやローマにも影響を与え、太陽暦をベースにしたローマ暦が生まれます。ローマのユリウス・カエサルが紀元前45年に「ユリウス暦」を制定し、これが西洋のカレンダーの基礎となりました。
一方、アジアでは、太陰暦や太陰太陽暦が用いられてきました。中国では太陰太陽暦が発展し、月の周期と太陽の運行を組み合わせて農作業の時期を定めました。集団での効率や労働力のバランスのために必要だったんでしょう。この暦は日本や韓国などアジア諸国にも大きな影響を与えているんですよ。
その後、ユリウス暦のずれを修正するため、1582年に教皇グレゴリウス13世がグレゴリオ暦を制定しました。これが現在の西暦の基盤であり、世界中で広く使用されています。カレンダーは文化や地域ごとに異なる発展を遂げてきましたが、共通の目的は時間と季節を管理し、生活の基準とすることでした。
これを使えば、簡単に卓上カレンダーを壁掛けタイプにすることができます。
最近、職場にも自宅にもカレンダーが少なくなっているような気がします。でも、パッと見て自分のスケジュール管理ができる良いツールですよね。こんな習慣は、デジタル全盛の時代でも大事にしていきたいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。