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「ねり消し」どう使うの?文房具のプロが芸術家に聞いた正しい使い方を教えます

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「ねり消し」について思い出

ねり消し」は、粘土状の柔らかい消しゴムを整形して売ってます。昔から、僕らの身近にあるのですが、イマイチ使い道がわかりません。普通のプラスチック消しゴムの方がよっぽどよく消えます。今日はそんな普段は肩身の狭い思いをしている「ねり消し」を紹介していきます。

ずっと触っていたい。手の中でコネコネしていたいと思うのは僕だけでしょうか。僕は細長く縄状にして、また団子状にしてといく無意味な作業をひたすら繰り返すのが大好きです。

僕は勉強が大嫌いな子供でした。こんなことを丸暗記しても将来の役に立つ訳がないと拗ねてました。勉強の方法も、記憶の仕方もわからなかったので、一体何のために生きているのか分からなくなるほど混乱していました。

「勉強するために生まれてきたんじゃないぞ!」と心の中で叫んでました。

そんな僕は勉強ができるはずもなく、授業中や自宅のデスクに座ってさも勉強をしているように見える方法を日夜試行錯誤しておりました。その中のひとつが「ねり消し」を使ってオブジェを作り出し、自分を満足させるというものでした。

複雑ではない形状のウルトラマンに登場する怪獣を選び、そのミニチュア版を作り出すのです。これにはとても時間がかかるので、僕にとっては格好の時間つぶしとなりました。僕はこんな使い方で「ねり消し」にお世話になりました。

でも、本当はそんな使い方ではなく、正しい使い方が絶対に存在するはずです。僕の身近にいらした芸術家の方にお聞きした内容をブログに記録しておきますね。この僕の文房具ブログ記事が、みなさんのお役に立てばいいなぁと思います。

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「ねり消し」本当に消しゴム?

僕が子供時代に使っていた「ねり消し」は、どうしてよく消えなかったんでしょうか?消えないのなら、消しゴムとして販売してはいけないのではないでしょうか?といったような、様々な疑問が頭をよぎりますので、この質問にから答えていきますね。

お近くにお住まいの芸術家の方に直接「ねり消し」についてお聞きしてみました。そもそもデッサンなどする濃い鉛筆で描いたものを消すのが目的なのだそうです。僕らが使っていたレベルの鉛筆の文字が消えるわけありませんね。

消しゴムは、鉛筆が紙の上に残した黒鉛と粘土の焼成物をからめとって綺麗にする道具であります。濃いということは黒鉛の割合が多くて粒子が細かくなり、通常の消しゴムで擦ると余計にその黒鉛成分を紙の上に広げてしまうということが起こるのです。

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「ねり消し」の正しい使い方

ねり消し」は、粘土状に整形された消しゴムです。自由に形を変えるて使う事が出来、力を入れて擦ることが出来ないので紙を痛めることなく使えます。ここが、この消しゴムの最大の特徴と言って良いでしょう。その反面、汚れがつきやすいです。

そのデメリットを考えると、この「ねり消し」はちぎって使うのが良いでしょう。使い方は以下のようなことを心がけてください。

  1. 適当な大きさにちぎる
  2. 指先で揉んで柔らかくする
  3. 紙にあたる部分の形状を自分で工夫
  4. 擦るより、押しあてて動かす感じで使う


僕らが普段プラスチック消しゴムを使って、鉛筆の文字を消すのと、ちょっと違う感覚て使いましょうね。もちろん、濃い鉛筆で描いたものに特性を発揮しますよ。今回の写真は、ステッドラーのねり消しが使ってあります。

今回のブログ記事を書くための調査で分かったことは、僕の生活の中で「ねり消し」は必要なかったということです(笑)調べて良かったと思います。

人気の「ねり消し」です

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者のみなさんに感謝です。

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